シラバス情報

授業科目名
総合ゼミ
(英語名)
Synthetic Seminar
科目区分
専門基礎科目(専門関連科目)
対象学生
看護学部
学年
4年
ナンバリングコード
ANNBN4MCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
担当教員
池田 雅則
所属
看護学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標4/目標17
オフィスアワー・場所
随時(要アポイントメント)、研究室にて
連絡先
masanori_ikeda@cnas.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
2◎/5〇/6〇
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】現代の学校を取り巻く教育課題を検討する。生活環境や人権意識の変容とともに、人間関係、労働の在り方も考え直されています。直面する課題に学校はどのように向き合うべきか。考察を深め教育者としてのセンスを磨くことが目的です。
【到達目標】検討文献を正しく理解し客観的に批評できること、議論と調査を通した成果をプレゼンテーションとして報告できることです。
授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル:現代の学校を取り巻く教育課題の検討
キーワード:学校教育、生徒指導提要、いじめ、不登校
講義内容・授業計画
【授業内容】
①教育課題の把握、リサーチとプレゼンテーション
 基礎文献の検討を通して問題の共有化を図ります。プレゼンテーションと議論を通して、課題への理解を深めます。
②事例検討
 児童生徒への対応事例についてグループで検討します。
③検診等の学校行事への参加
 学校での検診等のサポートなどの機会があれば、参加してもらいます。
④オープンキャンパス等での掲示物の作成とプレゼンテーション
 来場者に供する掲示物を作成してもらい、来場者に対して説明をしてもらいます。

【授業計画】
1 ガイダンス
2 基礎文献についての概要説明
3 「生徒指導」概念についての説明
4 基礎文献の検討と議論(その1)学生が選択したテーマに沿って検討(いじめ等)
5 基礎文献の検討と議論(その2)学生が選択したテーマに沿って検討(不登校等)
6 基礎文献の検討と議論(その3)学生が選択したテーマに沿って検討(自死等)
7 生徒指導の事例検討
8 学校見学(その1)生徒指導の観点から
9 学校見学(その2)学校保健の観点から
10 学校見学の振り返り
11 掲示物の内容検討
12 掲示物の作成(その1)教具の作成
13 掲示物の作成(その2)教材の作成
14 掲示物の掲示とプレゼンテーション(その1)プレゼンテーションの確認
15 掲示物の掲示とプレゼンテーション(その2)プレゼンテーションの実施

この科目は毎週2コマ実施する。授業期間は4〜5月および実習後となる。

【PCの使用】
プレゼン資料の作成のためにPCを使用する。

【生成系AIの使用】
レポート作成において、教員が認める限られた範囲において生成系AIの使用を認める。教員が認める範囲を超えて生成系AIを使用したことが判明した場合は、従来からの剽窃・コピーアンドペーストと同様に不正行為とみなし、単位を認定しない。
教科書
​​​​​​​​『生徒指導提要』令和4年12月改訂 、文部科学省、2022。
参考文献
適宜紹介します。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
事前学習および復習に30時間程度の学習を要します。
掲示物作成とプレゼンテーション準備に30時間程度の学習を要します。
アクティブ・ラーニングの内容
テーマや模擬事例に関わる議論を実施します。
掲示物の作成やプレゼンテーションを実施します。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
検討文献を正しく理解し客観的に批評できている、積極的に議論と調査を通した成果をまとめる力を身につけている、見学や掲示物作成に積極的に参加できる者に単位を授与する。講義目的・到達目標に記載する能力の到達度に基づき、S(90点以上),A(80点以上),B(70点以上),C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。

【成績評価の方法】
検討文献の検討:30%程度、調査と議論への参加:30%程度、見学への参加:10%程度、掲示物の作成とプレゼンテーション:30%程度
課題・試験結果の開示方法
検討文献の理解については授業中でフィードバックする。
掲示物やプレゼンテーションについては、直接に対面でフィードバックする機会を設ける。
履修上の注意・履修要件
学外での活動をする際の交通費は自弁とします。
実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。