シラバス情報

授業科目名
総合ゼミ
(英語名)
Synthetic Seminar
科目区分
専門基礎科目(専門関連科目)
専門基礎科目(専門関連科目)
対象学生
看護学部
学年
4年
ナンバリングコード
ANNBN4MCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
担当教員
上村 浩一
所属
看護学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標3
オフィスアワー・場所
月15〜17時・火13〜14時・5F研究室
事前連絡が望ましい

連絡先
hirokazu_uemura@cnas.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
8◎/2〇/5〇
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標

【講義目的】医療に関する情報は溢れているが、必ずしも正しい情報ばかりではない。根拠に基づく医療(看護)を実践する上で、目的とする情報を収集し、情報を吟味し、正しい情報を選択する能力を身につけることが不可欠である。本講義では、医療情報を収集・吟味する力、および、まとめる力を身につけて、さまざまな健康問題に対して根拠に基づく提案ができることを目的とする。

【到達目標 】1)根拠に基づく医療(看護)の実践のステップを説明できる、2)自分の興味のあるテーマについて、情報を収集・吟味し、発表・討論することを通して、正しい情報を選択し、根拠に基づく提案ができる、ことである。


授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル:根拠に基づく医療(看護)実践の基礎的素養
キーワード:根拠に基づく医療(看護)、情報の収集、情報の吟味
講義内容・授業計画
【講義内容】本ゼミでは、データの種類およびデータのまとめ方の基礎を後述し、演習データを用いて実践した上で、興味のあるテーマについて、情報を収集し、吟味し、内容をまとめて発表をおこない、討論・意見交換をおこなう。
【授業計画】
第1・2講
根拠に基づく医療の実践のステップの基本を学習する。
第3・4講
医療に関する興味のあるテーマを考え、情報を収集し(Web、医療データベースなどを用いて)、吟味してみる。
例) 本当に適度な飲酒は健康にいいのか?
    はたしてどれくらいのウォーキングが体にいいのか?
    コーヒーの摂取は健康にいいのか、悪いのか?
第5〜6講
データの種類およびデータのまとめ方の基礎を学習する(P値の意味を理解する)。
簡単な演習データを用いて、基本的な有意差検定をしてみる(エクセルを使用して)。
第7〜9講
自分の興味のあるテーマの中からひとつを決めて、そのテーマに関する情報を収集・吟味し、内容をまとめる(人数によりグループあるいは個人で)。
第10〜12講
発表のためのスライド(パワーポイント)を作成する。
第13〜14講    
まとめたスライドを用いて発表し、討論・意見交換をおこなう。
第15講
全体を振り返る。
※生成系AIの利用については教員の指示に従うこと。生成系AIによる出力結果をそのまま課題レポートとして提出してはいけない。生成系AIによる出力をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない、又は認定を取り消すことがある。
教科書
資料を適時配布する。
参考文献
授業時に適時紹介する。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安

【予習】事前に配布した講義資料については読み込んでおく。提示した課題等については、事前に情報収集して、自分なりの考えをまとめておく(1コマあたり45分程度)

【復習】講義内容の理解を深め定着させるために講義資料・テキスト教材を読み直す。討論内容については自分の考えを整理する(一コマあたり30分程度)
アクティブ・ラーニングの内容
採用しない
成績評価の基準・方法
成績評価の基準
 根拠に基づく医療(看護)の実践に不可欠な、正しく情報を選択するために必要な知識や技術の習得の到達度に基づき、S(90点以上), A(80点以上), B(70点以上), C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。
成績評価の方法
 ゼミへの取り組みや受講態度、発表スライドの作成と発表・討論内容を含めて総合的に評価する(100%)。
課題・試験結果の開示方法
課題等については、原則次の講義内で解説・討論する。
成績については、授業評価アンケートの教員コメント欄に成績評価に関するコメントを記載する。
履修上の注意・履修要件
・講義中に提示した課題等について、情報収集し、自分なりに考えてまとめた上で講義に臨むこと。
実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。