シラバス情報

授業科目名
看護病態学演習
(英語名)
Nursing and Pathobiology Practicum
科目区分
専門教育科目
対象学生
看護学部
学年
2年
ナンバリングコード
ANNBN2MCA3
単位数
1.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
演習 (Seminar)
開講時期
2024年度後期
担当教員
大江 理英、築田 誠、浅田 裕美、豊島 美樹
所属
看護学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標3
オフィスアワー・場所
随時(要アポイント)・6階教員研究室
連絡先
連絡に関しては,ユニバーサルパスポートのクロスプロファイル機能を用いて行う。
出席に関しては浅田先生,その他の内容に関しては大江先生に連絡を行うこと。




対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
3◎/2〇/4〇
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】
 形態機能学・看護病態学ならびに感染免疫学で習得した知識を基盤に,呼吸器・循環器疾患をもつ患者に対して必要な看護実践を導き出し,基礎的な看護技術を実践できることを目的とする。
【到達目標】
・ 個人ワーク・グループワークを通して,呼吸器・循環器疾患の病態に応じた看護実践を導き出し,看護技術を提供することができる。
・ 呼吸器・循環器疾患をもつ患者の病態を理解し,必要な看護実践を説明することができる。また,吸引や酸素療法,心電図測定や心肺蘇生法などの基礎的な看護技術を実践することができる。
・感染予防に必要な知識を理解し,手指衛生や標準予防策を適切に実践することができる。



授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル:呼吸器・循環器疾患に対する看護技術
キーワード:12誘導心電図,酸素療法・気管内吸引,心肺蘇生,手指衛生,標準予防策


講義内容・授業計画
【講義内容】
呼吸器・循環器疾患をもつ患者に対して看護実践上で必要な看護技術について演習を行う。
 1.感染症の予防と感染制御・滅菌と消毒 ①(講義:手指衛生,標準予防策)
 2.感染症の予防と感染制御・滅菌と消毒 ②(演習:手指衛生,標準予防策)
 3.感染症の予防と感染制御・滅菌と消毒 ③(演習:手指衛生,標準予防策)
 4.呼吸器・循環器疾患患者の病態と看護 ①(講義:12誘導心電図,酸素療法,気管内吸引)
 5.呼吸器・循環器疾患患者の病態と看護 ②(講義:12誘導心電図,酸素療法,気管内吸引)
 6.呼吸器・循環器疾患患者の病態と看護 ③(演習:12誘導心電図,酸素療法,気管内吸引)
 7.呼吸器・循環器疾患患者の病態と看護 ④(演習:12誘導心電図,酸素療法,気管内吸引)
 8.呼吸器・循環器疾患患者の病態と看護 ⑤(演習:12誘導心電図,酸素療法,気管内吸引)
 9.呼吸器・循環器疾患患者の病態と看護  ①(講義:心肺蘇生)
10.呼吸器・循環器疾患患者の病態と看護 ②(講義:心肺蘇生)
11.呼吸器・循環器疾患患者の病態と看護 ③(演習:心肺蘇生)
12.既習技術確認
13.既習技術確認
14.既習技術確認
15.既習技術確認
*定期試験は行わない。事前・事後課題を課す。

【生成AIの使用について】
生成AIの利用については,教員の指示に従うこと。
生成AIによる出力結果をそのまま課題として提出してはいけない。生成AIによる出力結果をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない,または,認定を取り消すことがある。



教科書
看護のための臨床病態学,看護技術ベーシックス 第2版

参考文献
疾患別看護過程 医学書院
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】
授業に際して指示するテキスト・オンデマンド教材の事前学習・課題(9時間)
【復習】
課題レポート作成(8時間),講義内容の理解を深め定着させるためにテキスト・オンデマンド教材を読み直し(16時間)


アクティブ・ラーニングの内容
適宜,グループワークを実施する。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
様々な病態についての知識や必要な看護実践を導き出すためのワークおよび看護技術の習得状況,および受講態度を含め,ワークへの参加状況や課題を加味しながら,S(90点以上),A(80点以上),B(70点以上),C(60点以上),D(60点未満)の評価を与える。

【成績評価の方法】
以下の点数配分をもとに,受講態度や課題提出状況を含めて総合的に評価を行う。
・技術テスト,小テスト:70%
・演習レポート:30%

課題・試験結果の開示方法
レポートは,クラスプロファイル機能を使って全体に講評を返す。必要時,個別にフィードバックを行う。
履修上の注意・履修要件
授業中に指示した課題や事前・事後学習はもとより,「講義内容・授業計画」に記載したテキスト等の該当箇所等について十分な予習・復習を行い,自己学習した上で演習に参加すること。

実践的教育
本科目は,看護師として臨床経験のある教員が,循環器・呼吸器に関する知識と看護実践との結びつきをふまえながら演習を展開することから実践的教育に該当する。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。