シラバス情報

授業科目名
小児発達・生活看護論
(英語名)
Fundamental Nursing Care of From Infants through Adolescence
科目区分
専門教育科目
対象学生
看護学部
学年
2年
ナンバリングコード
ANNBN2MCA1
単位数
1.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
担当教員
丸 光惠
所属
看護学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
該当なし
オフィスアワー・場所
8階 丸研究室
いつでも可。 事前にメールで面談の予約を取ってください。
連絡先
丸 光惠 mitsue_maru@cnas.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
1◎/3◎/4◎
研究科DP
全学DP
1-1◎
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標

【講義目的】

こどもの人権や小児医療の成立の経緯について学び、小児を専門とする看護師の役割について理解を深める。小児の成長発達の特長を、養育のあり方や環境面との相互作用も含めて多面的に理解し、小児看護を実践する上で必要な知識を習得する。

【到達目標】

  • 小児の成長発達の原則に関する理解を基に、各発達段階の特徴とヘルスプロモーションについて説明できる。
  • こどもの人権について理解を深め、人として尊重するための視点や考え方ついて述べる事ができる
  • こどもと養育者との相互作用や養育環境が成長発達に与える影響について述べる事ができる
  • こどものセルフケアの特徴とセルフケアの発達支援について説明できる。
授業のサブタイトル・キーワード
Keyword
子どもの権利 成長発達
講義内容・授業計画
【講義内容】
本科目では、3年次に学習する病気や障がいのある子どもの看護の基盤として、健康なこどもの成長発達と家族の役割機能について学ぶ。また、各発達段階におけるこどもと家族の成長発達支援に加え、ヘルスプロモーションについて学ぶ。
【授業計画】
  1. こどもの権利と小児医療・小児看護の歴史
  2. こどもの成長発達の原則
  3. 成長発達とヘルスプロモーション(乳児)
  4.   〃   (幼児)
  5.    〃   (学童)
  6.    〃   (思春期)
  7. こどものセルフケア理論と小児看護への応用
  8. こどもを取り巻く社会的環境と課題
定期試験

この授業においては、生成AI の利用について制限を設けない。
教科書
奈良間美保 編 系統看護学講座 小児看護学概論 小児臨床看護総論 医学書院
参考文献
講義内容に合わせて適宜提示する
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
予習:教科書の該当箇所についての抄読 4h
復習:講義資料・教科書の復習と、講義内の視点についてのまとめ 4h
アクティブ・ラーニングの内容
各講義について提示された課題や事例について、学生間でディスカッションを行う。ディスカッション内容に対する学生および教員によるフィードバックを通して子どもとその家族についての理解を深める。また子どもとのコミュニケーションに必要な基礎的能力を養う。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
講義目的および到達目標に記載する能力の到達度に基づきS(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)による成績評価の上、単位を付する。
【成績評価の方法】
学習態度(20%)出講票内容(30%)定期試験(50%)を基準として、受講態度を含めて総合的に評価する
課題・試験結果の開示方法
出講票の内容は各講義で紹介し、重要な点について解説する。
定期試験は全体的な講評についてユニバーサルパスポートのクラスプロファイル機能を使って示す。
履修上の注意・履修要件
実践的教育
小児看護の実践経験を有する教員により、事例やデータを示しながら実践的教育を行う。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。