教員名 : 岡邑 和子
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授業科目名
基礎助産論 (〜2021年度入学)
(英語名)
Fundamentals of Midwifery (〜2021年度入学)
科目区分
専門教育科目
ー
対象学生
看護学部
学年
3年
ナンバリングコード
ANNBN3MCA1
単位数
1.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
(Spring semester)
担当教員
岡邑 和子、相澤 千絵
所属
看護学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標3/目標5
オフィスアワー・場所
教員研究室
事前にメールで予約を取ってください。 連絡先
岡邑 kazuko_okamura@cnas.u-hyogo.ac.jp
相澤 chie_aizawa@cnas.u-hyogo.ac.jp 対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
3◎/4◎/5◎
研究科DP
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全学DP
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教職課程の学修目標
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講義目的・到達目標
【講義目的】女性の生涯にわたる健康を支援する助産師の役割と責務を考え、実践する上で必要な基礎を学ぶ。また、マタニティサイクルにおける女性と胎児・新生児、その家族の身体的、心理的、社会的特徴について理解を深める。
本講義には受胎調節実地指導員認定講習の内容を含んでいる。 【到達目標】 1)助産実践を行う際の基盤となる考え方について説明できる。 2)ケアの受け手となる対象の特徴を説明できる。 3)助産実践における倫理や権利について説明できる。 4)母子保健の現状及び動向を理解し、女性の生涯を通じた根拠に基づく助産ケアを述べる。 5)ライフステージ各期の性と生殖に関する健康教育の計画を立案できる。 授業のサブタイトル・キーワード
女性の健康、助産師の役割と責務、マタニティサイクル
講義内容・授業計画
本講義では、毎回の授業後に小レポートを記載し提出することを求めます。小レポートの書き方や、授業を進めるにあたって必要な事前課題及び最終レポートテーマについては、初回授業時のガイダンスで提示します。
1.ガイダンス、助産・助産師の概念及び情報管理 (担当:岡邑):助産師の定義、助産師の業務、情報と情報取り扱い及び、関連する法律・ガイドラインについて学習する。 2.我が国の母子保健の動向と女性のライフサイクル(担当:相澤):母子保健の動向を理解し、母子保健行政や関連法規について学習する。 3.女性のライフステージ各期の支援①(担当:相澤):思春期の男女(月経障害、性感染症など)及び中高年女性に対する支援について学習する。 4.女性のライフステージ各期の支援②(担当:相澤):女性とそのパートナーに対する支援(DV、不妊)について学習する。 5.助産師の業務と教育(担当:岡邑):助産師の業務と義務及び関連法規、助産師基礎教育と助産師に求められる能力及び継続教育について学習する。 6.女性のライフステージ各期の支援③(担当:相澤):家族計画(受胎調節法を含む)に対する支援について学習する。 7.助産実践と倫理 (担当:岡邑):倫理の位置づけや倫理原則を理解し、臨床の場で起こりえる倫理的諸問題から、倫理的意思決定支援の必要性を学ぶ。 事例を用いて討論を行い、助産領域での倫理的意思決定支援の具体的なプロセスを知る。 8.助産実践を支える理論と研究—ケアの受け手を理解する理論と根拠に基づく実践のための研究—(担当:岡邑):evidence based practiceの概念と対象理解のための理論について学習する。 ※この授業においては生成AIの利用を予定していないが、学生が利用する場合には参考文献が実在するか等の事実確認を必ず行うこと。 ※この科目は1単位であり、授業期間は定期試験を含めて4〜6月となる。 教科書
我部山キヨ子, 武谷雄二 (編). (2022). 助産学講座1 助産学概論, 医学書院
我部山キヨ子, 武谷雄二, 藤井知行 (編). (2021). 助産学講座2 母子の基礎科学, 医学書院 我部山キヨ子 (編). (2023). 助産学講座3 母子の健康科学, 医学書院 我部山キヨ子, 菅原ますみ (編). (2023). 助産学講座4 母子の心理・社会学, 医学書院 我部山キヨ子, 藤井知行 (編). (2021). 助産学講座7 助産診断・技術学Ⅱ[2]分娩期・産褥期, 医学書院 福井トシ子 (編). (2021). 新版 助産師業務要覧 第3版[Ⅰ基礎編]2024年版, 日本看護協会出版会 参考文献
授業で適宜提示する。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
3回生までに学んだ「助産師養成課程に関する科目」の内容をもとに、事前・事後学習を行うこと。
特に助産診断技術論Ⅰ・Ⅱ、基礎助産論、助産診断技術論演習の授業で学んだ内容も併せて事後学習を行うこと。 次回授業までの事前課題は、授業内容に応じて適宜提示する。 事前事後学習に要する時間は90分程度とする。 アクティブ・ラーニングの内容
事例を用いたディスカッションを行う。
健康教育に関するグループワークを行う。 成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
生涯にわたる女性の健康支援及びマタニティサイクルにおける女性とその家族に関する基礎知識を習得した者に対し、講義目的・到達目標に記載する能力(知識・技能、思考力、判断力、表現力等)の到達度に基づき、S(90点以上),A(80点以上),B(70点以上),C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。 【成績評価の方法】 ・本授業は2/3以上の出席を求める。 ・最終レポート(90%)及び、授業課題への取り組みや、授業中の積極的な発言や質問なども含めた授業への取り組み(10%)を基準として、総合的に判断する。 ・最終レポート:初回授業でレポートテーマを提示する 課題・試験結果の開示方法
・事前課題は、授業内での助言又は学生の作成した記録物に直接コメントを付して学生に返却する
・試験結果は学生に面談で伝える。 履修上の注意・履修要件
・助産師養成課程履修学生の必修科目である。
実践的教育
助産師及び受胎調節実地指導員の資格を有する教員が、実務経験をふまえて実践的な学習展開を行うことから、実践的教育に該当する。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
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