シラバス情報

授業科目名
生涯広域健康看護実習(地域)
(英語名)
Life cycle and Community health nursing practicum(Community) Community Health
科目区分
専門教育科目
対象学生
看護学部
学年
3年
ナンバリングコード
ANNBN3MCA5
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
実習 (Practical Training)
開講時期
2024年度後期
(Fall semester)
担当教員
石井 美由紀、安藤 仁美、島村 珠枝、寺川 えり子
所属

看護学部

授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標3
オフィスアワー・場所

メールでアポイントメント

連絡先

クロスプロファイルにより問い合わせること


対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
5◎/6◎/3〇
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】
地域生活集団(コミュニティ)のヘルスニーズに対応する公衆衛生の理念に基づいた看護の役割・機能を学ぶ。

【到達目標】
1)特定の健康レベル・健康障害・発達段階・生活環境にある個人・家族の事例を通して、対象となる個人・家族のヘルスニーズを明らかにすることができる。
2)地域で生活する人々の多様な生活様式、価値観、認識を知り、特定の健康レベル・健康障害・発達段階にある人々のヘルスニーズを説明できる。
3)人々が健康に生活する上で、様々な社会資源がどのような役割を果たしているのかについて説明できる。
4)保健所・市町とそれぞれに所属する保健師の役割・機能について述べることができる。
5)地域生活集団(コミュニティ)のヘルスニーズに対応する保健師の役割・機能について述べることができる。
授業のサブタイトル・キーワード
キーワード:コミュニティ、公衆衛生看護、保健師、行政
講義内容・授業計画
【実習内容】
兵庫県内の健康福祉事務所(保健所)と管内市町、中核市保健所にて、グループ単位で実習を行い、保健所ならびに市町の保健師活動について学ぶ。

【実習計画】
本科目は実践的教育に該当する。
臨地実習指導者との調整に基づき策定される実習計画にそって実習を展開する。
主に下記のプログラムで構成される。

1.保健所の保健師活動
1)事前学習
2)オリエンテーション
3)保健事業への参加,保健師活動の同行
4)家庭訪問計画立案(同行の場合は実施・評価まで行う)
5)保健師とのカンファレンス

2.市町の保健師活動
1)事前学習
2)オリエンテーション
3)地区アセスメント・地区踏査
4)保健事業への参加,保健師活動の同行
5)家庭訪問計画立案(同行の場合は実施・評価まで行う)
6)保健師とのカンファレンス

※必要に応じて、各自ノートパソコンを持参する
※担当教員4名で実習指導を行う。
※具体的な日程(学内実習、臨地実習、自己学習日)や実習地は別途提示する。
※生成系AIの利用:生成系AIの利用については教員の指示に従うこと。生成系AIによる出力結果をそのまま各種実習記録や課題レポートとして提出してはいけない。生成系AIによる出力をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない、または認定を取り消すことがある。
教科書

公衆衛生看護学.jp 第5版データ更新版 インターメディカル

国民衛生の動向2023/2024 一般財団法人 厚生労働統計協会


参考文献
適宜提示する。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安

実習計画にそって、主体的に個人やグループの課題について事前・事後の学習を行う。実習の進捗に応じて、教員から指示があればそれに従う。

アクティブ・ラーニングの内容
8人〜9人の小グループ単位で臨地および学内で実習する。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
実習を通じて、地域生活集団(コミュニティ)のヘルスニーズに対応する公衆衛生の理念に基づいた保健師の役割・機能について述べることができる者には、講義目的・到達目標に記載する能力(知識・技能、思考力、判断力、表現力等)の到達度に基づき、S(90点以上),A(80点以上),B(70点以上),C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。

【成績評価の方法】
学内ならびに臨地での実習内容・取り組み(50%)、記録・レポート(30%)、学内・臨地でのカンファレンス(20%)により総合的に評価する。
課題・試験結果の開示方法
適時、個別あるいはグループごとにフィードバックする。
履修上の注意・履修要件
・クリニカル看護実習を修得しておくこと。
・コミュニティ・公衆衛生看護概論、コミュニティ・公衆衛生看護活動論を修得しておくことが望ましい。
・実習期間中の祝日は、グループや自己の課題に取り組む自己学習日と位置づけており、休日ではないことに留意すること。
・指導者から臨地での実習スケジュール等の情報が入り次第、ユニバーサルパスポートを通じて連絡する。特に実習の日程が近づくと、更新情報が増えるので、ユニバーサルパスポートの掲示・連絡を見落とさないよう注意すること。
・宿泊を伴うなど、遠方の地域での実習となるため、体調管理に努めるとともに、必要物品の準備等に留意すること。
実践的教育
臨地で行政保健師から直接指導を受けながら、行政保健師の経験を有する教員がその実務経験をいかして、行政における公衆衛生看護活動について教授することから、実践的教育に該当する。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。