シラバス情報

授業科目名
慢性看護活動論Ⅱ
(英語名)
慢性看護活動論Ⅱ
科目区分
領域別専門科目
対象学生
看護学研究科
学年
2年
ナンバリングコード
ANNMN6MCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
担当教員
森 菊子
所属
看護学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標3
オフィスアワー・場所
木曜日・8階教員研究室
連絡先
クロスプロファイルにより問い合わせること。

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
2◎/5◎
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】
慢性病者が治療・療養を続けながらも、生活の質を維持していくことができるような地域の支援を調整する方策について学ぶ。また、療養を継続していくにあたり、病棟・外来・地域・居宅・職場などの環境を調整する方策について学ぶ。
【到達目標】
1. チーム医療、地域医療連携、退院調整について説明できる。
2. 他職種との連携の方策について説明できる。
3. 慢性病者の家族への支援について述べることができる。
授業のサブタイトル・キーワード
キーワード:地域医療、退院調整、チーム医療
講義内容・授業計画
【講義内容】
慢性病者の療養環境の調整、地域の支援について理解した上で、事例をとおして調整の方策について学ぶ。
【講義計画】
当授業は実践的教育に該当する。
1回:慢性病者の治療や療養支援におけるチーム医療の考え方[森菊子]
2回:慢性病者における地域医療連携の考え方[慢性疾患看護専門看護師]
3回:地域医療連携室の役割、課題[慢性疾患看護専門看護師]
4回:地域連携クリティカルパスの意義とその活用[森菊子]
5回:慢性病患者を支援する訪問看護師との連携上の課題 [森菊子]
6回:慢性病者の療養における資源活用のためのソーシャルワーカーとの連携・協働[ソーシャルワーカー]
7回:慢性病者の療養における資源活用のためのソーシャルワーカーとの連携・協働[ソーシャルワーカー]
8回:市町村における各種サービスを分析し、改善案を検討する[森菊子]
9回:他職種とのケースカンファレンス開催の調整・運営[森菊子]
10回:退院という課題に取り組む慢性病者の家族の理解[森菊子]
11回:慢性病者の家族の意思決定支援[森菊子]
12回:慢性病者の退院調整の考え方 [森菊子]
13回:慢性病者の療養継続における外来との連携、看護相談室の役割[片岡千明]
14回:調整の実際−慢性病者のQOLを踏まえた調整[慢性疾患看護専門看護師]
15回:調整の実際−慢性病者のセルフケアを踏まえた調整[慢性疾患看護専門看護師]

この授業においては生成AIの利用を予定していないが、学生が利用する場合には参考文献が実在するかなど事実確認を必ず行うこと。
教科書
・適宜資料を配布する。
参考文献
適宜提示する。
・ 田村由美:新しいチーム医療,看護の科学社,2012
・ 篠田道子:多職種連携を高めるチームマネジメントの知識とスキル,医学書院,2011
・ 鷹野和美:チームケア論,ぱる出版,2008
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】プレゼンテーションの準備(3回:20h)
【復習】レポート作成(3回:15h)、講義内容の理解を深め定着させるために資料を読み直す(15h)

アクティブ・ラーニングの内容
毎回、ディスカッションを行う。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
・ 慢性病者の療養環境の調整、地域支援について理解した上で、⾃分の関⼼領域の慢性病者の治療や療養を支える地域の支援や環境の調整における課題についてまとめることができた者に単位を付与する。
・ 講義目的・到達目標に記載する能力(知識・技能、思考力、判断力、表現力等)の到達度 に基づき、S(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。

【成績評価の方法】
プレゼンテーション(30%)、ディスカッション(20%)、レポート(50%)を基準として総合的に評価する。
課題・試験結果の開示方法
プレゼンテーションに関し、講義の中で講評する。
レポートにはコメントを返す。
履修上の注意・履修要件
・授業に関する連絡をすることがあるのでユニバーサルパスポートの掲示や連絡に注意する。
・授業中に指示した課題、十分な復習をして講義に出席する。


実践的教育
慢性病者の看護の経験のある教員が講義を行うとともに、在宅療養を継続していくための看護支援の実際については、専門看護師にも講義してもらうため該当する。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。