教員名 : 森 菊子
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授業科目名
慢性治療看護実習Ⅰ
(英語名)
慢性治療看護実習Ⅰ
科目区分
ー
領域別専門科目
対象学生
看護学研究科
学年
1年
ナンバリングコード
ANNMN5MCA5
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
実習 (Practical Training)
開講時期
2024年度後期
担当教員
森 菊子、片岡 千明
所属
看護学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標3
オフィスアワー・場所
木曜日・教員研究室
連絡先
クロスプロファイルにより問い合わせること。
対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
ー
研究科DP
4◎/1〇/5〇
全学DP
ー
教職課程の学修目標
ー
講義目的・到達目標
【講義目的】
慢性疾患に関する薬物療法調整のための包括的アセスメントについて学び、患者の治療を支援する高度な看護実践能力を養う。また、下肢の血流障害、末梢神経障害による足病変予防のための診断と治療の調整について学び、足病変に対する高度な看護実践能力を養う。 【到達目標】 1. 慢性疾患に必要な薬物療法調整における包括的アセスメントが実施できる。 2. 慢性病者が薬物療法を安全に継続的に実施するための支援について実施できる。 3. 下肢血流障害・末梢神経障害の包括的アセスメントが実施できる。 4. 足病変の治療、足病変予防のための処置について説明できる。 5. 下肢に傷害ができることによる生活への支障、下肢切断などの治療選択を支援する看護について述べることができる。 授業のサブタイトル・キーワード
キーワード:包括的アセスメント、薬物療法の調整、足病変予防における看護技術
講義内容・授業計画
【 実習内容】
当授業は実践的教育に該当する。 1)包括的アセスメントに基づいた薬物療法の調整 フィジカルアセスメント、検査結果、生活状況、セルフケア能力、症状・病状モニタリングによる包括的アセスメントにより、利尿薬、血糖降下薬、インスリン製剤、血圧降下薬などの慢性疾患に関する薬剤がどのように選択されているか学ぶ。また、薬物の使用方法、副作用の対応も含め、患者にどのように説明がされているかを学び、慢性病者が安全に継続的に実施するための支援について考える。 2)下肢の血流障害、末梢神経障害による足病変予防のための診断と治療の調整 フィジカルアセスメント、検査結果、セルフケア能力、生活状況、症状・病状モニタリングによる包括的アセスメントにより、足病変の治療、足病変予防の処置がどのよう選択されているか学ぶ。 【実習方法】 ・ 包括的アセスメントに基づいた薬物療法の調整は、学生の専門領域に応じて実習する。 ・ 専門医の外来での診察や検査場面への参加をとおして診断、処置、薬物調整を学ぶ。また、入院中の患者を継続的に担当し、治療効果の判断を学ぶ。 ・ 学生はカルテを閲覧したり、患者から話を聞いたりしたことに基づいてアセスメントを行い、医師や慢性疾患看護専門看護師から助言を得る。また、教員よりスーパービジョンを受ける。 実習要項に基づいて実施する。 この授業においては生成AIの利用を予定していないが、学生が利用する場合には参考文献が実在するかなど事実確認を必ず行うこと。 教科書
適宜提示する。
参考文献
適宜提示する。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】実習で見学したり、担当する患者の包括的アセスメントを実施する上での疾患、治療などの知識の確認を行う。カンファレンスでの学びの発表内容の準備を行う。
【復習】日々の実習内容を整理し、知識の確認をするととともに、担当(見学)した対象者のアセスメントを行う。 <!--[if !supportLineBreakNewLine]--> <!--[endif]--> アクティブ・ラーニングの内容
実習指導者と意見交換を行う。
実習内容について教員がスーパーバイズを行い、アセスメントの視点を整理する。 実習最終日のカンファレンスで学びの発表を行い、学生、指導者、教員で意見交換を行う。 成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
・ 慢性疾患の治療に関する知識、足病変の知識を理解したうえで、包括的アセスメントに基づいた薬物療法の調整、足病変の治療の調整について理解できた者に単位を付与する。 ・ 目的・到達目標に記載する能力(知識・技能、思考力、判断力、表現力等)の到達度に基づき、S(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。 【成績評価の方法】 実習内容(60%)、レポート(40%)を基準として、実習への参加態度も含めて総合的に評価する。 課題・試験結果の開示方法
カンファレンスでの学びに関し、コメントを返す。
実習後に実習の学びをまとめ、臨地実習指導者に報告し、助言を得る。実習の学びをまとめるにあたり、教員と面談を行う。 履修上の注意・履修要件
日々の実習を振り返り、整理して実習に臨む。
実践的教育
慢性病者への看護実践経験のある教員、慢性疾患看護専門看護師である教員、慢性疾患看護専門看護師の実習指導者、医師の指導により実習を行うため該当する。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
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