精神高度実践看護演習Ⅰ

精神高度実践看護演習Ⅰ

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領域別専門科目

看護学研究科

1年

ANNMN5MCA7

2.00単位

講義・演習 (Lecture/Seminar)

2024年度後期

(Fall semester)

川田 美和、西池 絵衣子

看護学研究科

日本語

目標3

授業後もしくはメールでアポイントメント

miwa_kawada@cnas.u-hyogo.ac.jp（川田）
eiko_nishiike@cnas.u-hyogo.ac.jp（西池）

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4◎／5〇

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【講義目的】
精神科で用いられる援助技法の実際について参加観察と演習を通して学ぶとともに、各援助技法の看護への適応を考察する。

【到達目標】
1. 精神科で用いられる援助技法の計画・実施・評価の実際について述べることができる。
2. 精神看護援助の基盤となる治療的な患者・看護師関係の評価および自己洞察を行うことができる。
3. 精神科で用いられる援助技法の看護への適応を計画することができる。

【キーワード】
メンタルヘルス、ストレスマネジメント、リラクゼーション、治療的関係、ケアリング、コミュニケーション技術

精神科で用いられる援助技法の実際について参加観察と演習を通して学ぶ。また、教員のスーパーバイズを受けながら、援助技法の計画・実施・評価のプロセスを学ぶ。

【授業計画】
1. オリエンテーション　学習内容と課題・目標の設定
2. メンタルヘルスの増進と予防的介入
3〜4. アサーション、アンガーマネージメント、マインドフルネスなどのストレスマネジメントおよびリラクゼーションのための介入を一つ選択し、計画立案、実施、評価を行う。
5．集団の理解と支援
6〜7. 集団を対象とした介入を参加観察し、目的、集団力動、対象選定、内容、アウトカム、精神看護における援助場面への適応について考察し、レポートにまとめる。介入内容は、WRAPクラス、家族会、SST、CBT、心理教育など各学生の興味関心に基づいて選択する。
8. 治療的関係とケアリング
9. コミュニケーション技術
10〜12．精神的困難を経験している個人への介入
こころの健康まちの保健室プロジェクトを通して、精神的困難を経験している人を対象とした心理面接をスーパーバイズのもとで計画立案、実施、評価を行う。
13〜14. 患者・看護師関係の評価および自己洞察
ペプロウの人間関係理論に基づき、こころの健康まちの保健室プロジェクト（第10〜12回）での自己の援助場面を再構成し、患者・看護師関係の評価と自己洞察を行う。また、コミュニケーション技術の評価を行う。
15．まとめ

【生成系AIの利用】
課題の提出にあたって、学生本人が作成することを前提としており生成AIのみを使った課題の提出は認めない。利用する場合は、参考文献が実在するかなど事実確認を必ず行うこと。範囲を超えた生成AIの使用が判明した場合は単位を認定しないことや単位の認定を取り消すことがある。

【授業の実施方法】
この授業は、〈面接授業科目（8回以上対面形式）〉であるが、ゲストスピーカーや外部講師の講義の際には、ライブ配信型の遠隔授業を行う場合がある。

武井麻子 (2002):「グループ」という方法, 医学書院.

適宜指示する。

≪事前学習≫
・課題部分について指定図書・参考図書を読んで参加してください。（必要目安時間： 15時間）

≪事後学習≫
・プレゼンテーションやフィードワークでは、振り返りをして知識を深めてください。（必要 目安時間：15時間）

・学生同士ならびに教員も含めたディスカッションを行います。

【成績評価の基準】
精神科で用いられる援助技法を理解し、各援助技法の看護への適応を考察することができる者に単位を授与する。
到達度に応じて、S〜Cまでの評価を与える

【成績評価の方法】
授業の準備状況30％、演習への取り組み60％、レポート10％を基準として総合的に評価する。

・課題については、講義・演習内でフィードバックします。

必要な準備は事前に提示します。

レポート課題は、授業の中で提示します。

精神看護専門看護師の経験を有する教員が担当し、実践的な指導を行うため、該当する。

フィールドワークを実施します。