シラバス情報

授業科目名
人間生活環境論
(英語名)
人間生活環境論
科目区分
領域別専門科目
対象学生
看護学研究科
学年
1年
ナンバリングコード
ANNMN5MCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
(Spring semester)
担当教員
小西 美和子
所属
明石看護キャンパス
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標3
オフィスアワー・場所
授業後(講義室)
連絡先

小西美和子:miwako_konishi@cnas.u-hyogo.ac.jp


対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
4◎/5〇
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標

【講義目的】

人間とそれを取り巻く環境の在り方に関する諸理論から、人間と環境の関係性、それらの特性について概観する。


【到達目標】

1. 人間を取り巻く環境について、環境を構成している要素を物理的、社会的、象徴的、ヘルスケア環境の視点から説明できる。

2. 人間を取り巻く環境について、環境心理学、認知科学の諸理論に基づき説明できる。

3. 人間を取り巻く環境について、人間ー環境システムの相互交流主義的な見地(tranzactionalism)から説明できる。
4. 1〜3から、人々の環境を整える看護の役割について説明できる。



授業のサブタイトル・キーワード
キーワード:人間ー環境システム、物理的環境、社会的環境、象徴的、ヘルスケア環境
講義内容・授業計画

【講義内容】

看護における「環境」に関するナイチンゲール理論を中心に、看護学の周辺領域(環境心理学、認知科学等)の諸理論を用いて、物理的環境、社会的環境、療養環境、ヘルスケア環境における課題を俯瞰する。

【授業計画】

1.   ガイダンス、看護における『環境』とは

2-3.  人間を取り巻く環境(物理的環境)

4-5.  人間を取り巻く環境(社会的環境)

6-7.  人間を取り巻く環境(象徴的環境)

8-9.  人間を取り巻く環境(ヘルスケア環境)

10-11. 人間—環境系について

12-13. 環境移行について

14-15. 看護学の視点から人間と環境の関係性について


※生成AIをレポートに用いることは禁止するが、授業トピックに関する事前学習・事後学習に利用することは許可する。ただし、生成AIが生成する情報には誤りが含まれていることを十分理解し、テキストや参考文献と照らし合わせながら利用すること。






教科書

授業内に適宜提示する

参考文献

授業内に適宜提示する

<環境について深めるための書籍>
・湯槇ます訳:フロレンス・ナイチンゲール:看護覚え書、現代社
・日本建築学会著:人間-環境系のデザイン、彰国社、1997

・上鶴重美監訳:看護における理論思考の本質、日本看護協会出版会、2003

・山本多喜司、S.ワップナー:人生移行の発達心理学、北大路書房、1992

・川口孝泰:ベッドまわりの環境学、医学書院、1998

・C.カニンガム、M・マーシャル編、井上裕訳:認知症にやさしい環境デザイン、2018

・外山義:自宅でない在宅、医学書院、2003




事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安

【事前】授業に際して指示するテキストの読み込み、プレゼンテーションの準備(10時間)
【事後】講義内容の理解を深め定着させるためにテキストを読み直す(10時間)、レポート作成(10時間)

アクティブ・ラーニングの内容

授業内での議論、プレゼンテーションの発表と学生同士のディスカッションを行う

成績評価の基準・方法

成績評価は、1〜3で人間と環境についての関係に関する事象を自らの経験から説明することができている者に単位を授与する。
1.課題レポート50%、2.発表、プレゼンテーション30%、3.授業への参加状況20%とする。
1〜3の達成度の9割以上をS、8割以上をA、7割以上をB、6割以上をC、6割未満をD とする。

課題・試験結果の開示方法

プレゼンテーションはその講義内で講評をする。
レポートは授業アンケートの教員コメント欄に全体的な講評を示す。

 

履修上の注意・履修要件
実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。