教員名 : ムゼンボ バシルア アンドレ
|
授業科目名
国際保健学
(英語名)
Global Health
科目区分
ー
関連教養科目
対象学生
看護学研究科
学年
1年
ナンバリングコード
ANNMN5MCA7
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義・演習 (Lecture/Seminar)
開講時期
2024年度後期
(Fall semester)
担当教員
ムゼンボ バシルア アンドレ
所属
看護学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標3/目標15
オフィスアワー・場所
未定
連絡先
対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
ー
研究科DP
2◎/5〇
全学DP
ー
教職課程の学修目標
ー
講義目的・到達目標
【講義目的】
世界の健康課題とそれらに対する取り組みについて、国際情勢と関連づけて理解すること。国際保健の基本となる概念を理解し、国際保健活動の現状と課題について考察すること。【到達目標】 1.現代国際社会における健康課題の特徴とその背景を説明できる。 2.1に対する国際的な取り組みを具体的に挙げ、その課題を分析することができる。3.国際保健の基本となる概念を「到達目標1」と関連付けて説明できる 授業のサブタイトル・キーワード
グローバルヘルス、健康の社会的決定要因、Evidence Based Medicine
講義内容・授業計画
1. 講義内容
国際社会における健康課題の特徴とその背景について学び、それらに対する国際保健活動の現状と課題、今後の方向性について考察する。事前にテーマに関する英文献を読み、授業でディスカッシ ョンをする。 2.授業計画 1) イントロダクション:国際保健とは 2) 人間の安全保障と基本的な健康ニーズ 3) グローバルヘルスの今日的課題:Global Burden of Diseases 4) 日本における外国人の健康支援 5) 国際保健とジェンダー 6) グローバルメンタルヘルス 7) エビデンスの蓄積と国際協働:コクランレビュー 8) 国境を越える健康課題(演習オリエンテーション) 9) 国境を越える健康課題(文献抽出の演習) 10) 国境を越える健康課題:テーマ①の現状に関する文献の批判的吟味 11) 国境を越える健康課題:テーマ②の現状に関する文献の批判的吟味 12) グローバルヘルスにおけるキャリア形成<特別講義> 13) 国境を越える健康課題:テーマ①への介入に関する文献の批判的吟味 14) 国境を越える健康課題:テーマ②への介入に関する文献の批判的吟味 15) まとめ: 国際保健における保健医療職の役割 教科書
履修生の関心に沿った英論文を用いるため、テキストは指定しない。
参考文献
ロバート・チェンバース著:「参加型開発と国際協力 : 変わるのはわたしたち」 野田直人, 白鳥清志監訳.東京 : 明石書店, 2000.
リチャード・スコルニク著:「グローバルヘルス:世界の健康と対処戦略の最新動向」木原正博、木原雅子監訳.東京:メディカル・サイエンス・インターナショナル, 2017. その他、講義中に随時紹介する。 事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
講義に関するトピックスに関する予習・復習:各回約2時間レポート作成:10時間
アクティブ・ラーニングの内容
学生の発表に基づき、学生同士のディスカッションを行う。
成績評価の基準・方法
ディスカッションへの参加度(30%)、プレゼンテーション(30%)、レポート(40%)。講義・発表が全て終了し、レポートが提出された段階で評価を行う。
課題・試験結果の開示方法
提出された課題に対しては、ユニバーサルパスポートにてフィードバックを行う。
履修上の注意・履修要件
自らの設定したテーマ(健康課題)について、英語論文や国際機関のレポート等を積極的に読むことが求められる。
実践的教育
NGOで勤務経験のある教員が、その経験を活かして、グローバルなエビデンスの活用に関する考え方や方法について講義する。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
|