シラバス情報

授業科目名
成人看護学特論
(英語名)
成人看護学特論
科目区分
専門領域科目
対象学生
看護学研究科
学年
1年
ナンバリングコード
ANNDN7MCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
担当教員
森 菊子
所属
看護学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標3
オフィスアワー・場所
木曜日 8階研究室
連絡先
クロスプロファイルにより問い合わせること。

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
1◎/2◎/3〇
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】
成人看護学領域における慢性期の健康問題に関する課題に対応していくために、生じている現象を説明できる概念や理論を探求する。また、研究課題として取り組むにあたっての概念開発及び理論構築の方法や、研究枠組みの構築の方法について探究する。
【到達目標】
1.慢性期の健康問題に関する最新の知見を述べることができる。
2.慢性期の健康問題に関する現象を説明することができる。
3.慢性期の健康問題に関する現象を説明するための概念や理論を選択できる。
4.研究課題を探求するにあたり必要となる研究枠組みや研究方法と諸理論、概念の関係について説明できる。
授業のサブタイトル・キーワード
キーワード:看護現象の明確化、看護理論
講義内容・授業計画
【講義内容】
関心のある慢性看護領域の看護現象を中心に、文献検討を行い、その内容についてディスカッションを行う。

【授業計画】
当授業は実践的教育に該当する。当授業は遠隔授業科目である。
1〜5回目:学生の関心のある慢性看護領域の健康問題における最新の知見について、文献検討により明らかにする。得られた知見から、そこに生じている現象を学際的視点をもって幅広く捉える。
     【1回目、4回目、5回目はオンライン形式】

6〜10回目:慢性看護領域において用いられている概念、理論について理解を深め、関心領域の現象を説明するための、概念、理論を検討する。
     【8回目、9回目、10回目はオンライン形式】

11〜15回目:発表されている当該領域の研究論文を検索し、研究枠組み、理論、概念の開発方法について学ぶともに、研究枠組み、理論、概念の関係について学ぶ。
     【11回目、12回目、13回目はオンライン形式】

この授業においては生成AIの利用を予定していないが、学生が利用する場合には参考文献が実在するかなど事実確認を必ず行うこと。
教科書
授業中にその都度指示する。
参考文献
適宜提示する
アーサー・クライマン(江口重幸,五木田紳,上野豪志訳):病いの語り 慢性の病いをめぐる臨床人類学,誠信書房,1996
ミルトン・メイヤロフ(田村真,向野宣之訳):ケアの本質 生きることの意味,ゆるみ出版,2001
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】文献検討を行い、看護現象に関するプレゼンテーション資料を準備する。基盤となる理論、概念を検討し、プレゼンテーション資料を準備する。(40時間)
【復習】ディスカッションを行った内容について、整理する。(20時間)
予習・復習合わせて1コマにつき4時間程度を目安とする。
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アクティブ・ラーニングの内容
毎回、ディスカッションを行う。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
慢性期の健康問題についての課題から見えてくる看護が取り組むべき現象を理解するとともに、その現象を説明できる概念や理論を探究できた者に単位を付与する。また、研究枠組み、理論、概念の関係について理解できた者に単位を付与する。講義目的・到達目標に記載する能力(知識・技能、思考力、判断力、表現力等)の到達度に基づき、S(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。

【成績評価の方法】
プレゼンテーション(50%)、ディスカッション(30%)、最終レポート(20%)を基準として、受講態度を含めて総合的に評価する。
課題・試験結果の開示方法
プレゼンテーションに関し、講義の中で講評する。
レポートはそれぞれにコメントを付して返す。
履修上の注意・履修要件
・授業に関する連絡をすることがあるのでユニバーサルパスポートの掲示や連絡に注意する。
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実践的教育
成人看護領域の慢性期看護の実践、研究の経験を有する教員が、自分の研究を示しながら、解説していくことから該当する。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。