シラバス情報

授業科目名
老人看護学演習
(英語名)
Gerontological Nursing Method
科目区分
専門領域科目
対象学生
看護学研究科
学年
1年
ナンバリングコード
ANNDN7MCA7
単位数
4.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義・演習 (Lecture/Seminar)
開講時期
2024年度後期
担当教員
高見 美保
所属
看護学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標3
オフィスアワー・場所
随時アポイントメントを取ってください。8階・高見美保研究室で対応いたします。
連絡先
miho_takami@cnas.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
1◎/2◎
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】
 老人看護領域において自身が関心を持つ看護現象から研究課題を焦点化し,その研究課題を探求するために必要な研究方法やデータ収集及び分析方法,科学的探究に求められる研究倫理について学ぶ。
【到達目標】
  1. 自身が関心を持つ看護現象,研究課題から一貫した研究方法を見出すことができる。
  2. 研究方法に即したデータ収集と分析方法を選定し,実施に向けて必要となる研究技法と倫理的姿勢を修得することができる。
授業のサブタイトル・キーワード
キーワード:看護現象,科学的探究
講義内容・授業計画
老人看護学領域において,自身の研究課題を探求するための研究方法やデータ収集及び分析方法を検討するとともに,必要となる研究技法を習得し,研究計画を立案する。

【授業計画】
1—6回目:老人看護学領域における自身の研究課題を研究論文や調査資料等から焦点化する。
7ー12回目:老人看護学領域に関連した研究論文や調査・統計資料で用いられている研究デザイン,研究方法を批判的思考を基に検討し,自身の研究課題に必要な科学的探究方法を検討する。
13ー18回目:自身の研究課題の探求に該当する研究方法について,フィールドワークや調査を通して明らかにする。
19—24回目:概念モデル、理論開発等を進めるにあたり必要となるデータ収集方法について,信頼性・妥当性を高める研究技法をゼミにて検討する。
25—30回目:自身の研究課題を探求し得る研究計画を立案し,研究を実施する上で求められる研究者の姿勢と倫理的配慮についてゼミにて確認する。


*生成AIをレポートや研究計画書,論文作成で用いることは禁止するが,授業トピックに関する事前学習・事後学習に利用することを許可する。ただし、生成 AI が生成する情報には誤りが含まれていることを 十分理解し,テキストや参考図書,その他の文献と照らし合わせながら利用すること。
教科書
適宜提示する。
参考文献
適宜提示する。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【事前学習】研究論文,調査資料,フィールドワークから研究課題が生じる背景を理解する。その上で,再度文献や資料を検索し,プレゼンテーション資料を作成する(各回,2〜3h程度)。
【事後学習】講義内でのプレゼンテーションでのディスカッション内容と,そこで指導教員から指摘された課題抽出,問題点整理について再度考察し,研究計画立案を進める(各回,2〜3h程度)。
*事前学習,事後学習は反復的に行い,講義・演習内容の理解を深めることを期待する。

アクティブ・ラーニングの内容
研究計画立案・作成のプロセスに応じたプレゼンテーション,討議を講義内にて設ける。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
老人看護学領域において自身の研究課題を焦点化し,研究計画の素案となるものを作成できた者に対し,講義目的・到達目標の到達度に応じて、S(90点以上),A(80点以上),B(70点以上),C(60点以上)による成績評価のうえ,単位を付与する。

【成績評価の方法】
 提出資料・研究計画書(80%),プレゼンテーション内容(20%)を基準として,受講態度(積極的な質問等)を含めて総合的に評価する。
課題・試験結果の開示方法
講義内でのプレゼンテーション提出された書面についてその場で講評を返し,研究計画完成にむけて必要な検討事項,修正事項について具体的に解説する。
履修上の注意・履修要件
実践的教育
老人看護領域における看護実践を有し,専門的研究を実施している教員が指導すため,実践的教育に該当する。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。