シラバス情報

授業科目名
緑環境景観マネジメント概論
(英語名)
Landscape design and management
科目区分
対象学生
緑環境景観マネジメント研究科
学年
学年指定なし
ナンバリングコード
ALLML5MCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期、2024年度後期
担当教員
藤原 道郎
所属
緑環境景観マネジメント研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標11/目標17
オフィスアワー・場所
オフィスアワー一覧に記載
連絡先

研究科内アドレス一覧にて周知


対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
1◎/10◎/11◎
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標

【講義目的】緑環境景観マネジメントの基礎的素養として、その概念や歴史を概観し、緑環境景観マネジメントを担う高度専門職業人としての倫理観および何をどのように学ぶべきか明確な学習ビジョンを形成する。

【到達目標】本講義の到達目標は、1)緑環境景観マネジメントの基本的な考え方と哲学、倫理感、それをめぐる諸問題に関して述べることができること、2)緑環境景観マネジメントを担う高度専門職業人として学ぶべき学習ビジョンを形成し説明できること、である。
当研究科の学習・教育目標として掲げるⅠ環境・造園に関する基礎的素養(1.景観・園芸・環境に関する基礎的素養を持つ)、Ⅳ持続的学習(10.科学の進歩および社会のニーズの変化に対応して、⾃らを⾼めることができる)およびⅤ環境・造園系専門職業人が備えるべき高い倫理感の修得(11.景観・園芸・環境の専⾨家として求められる倫理観を備えている) を含む。
授業のサブタイトル・キーワード
緑環境の基本に関する授業
空間、環境、倫理、政策、計画、デザイン、栽培、管理
講義内容・授業計画

授業内容:この科目は、共通領域の基礎科目であり、持続可能な社会における緑環境を活かした景観に関わる様々な課題を説明し、それを実現するための緑環境景観マネジメントの俯瞰を行う。特に、身近な領域から地球規模の領域に至るまで、自然と人との関わりを考え、緑環境景観の持つ能力を最大限引き出すマネジメント技術の全体像を説明する。

授業計画:
第1回 ガイダンス(専門職大学院、持続可能な社会、職業倫理)
第2回 「緑環境景観マネジメント」と「景観園芸」「景観園芸学校」、SDGs
第3回 現代社会の課題と緑環境景観マネジメントの目標、役割、そして職域
第4回 緑環境景観マネジメントの実務の内容と必要とされる職能、倫理観
第5回 緑環境景観マネジメントにおける景観要素
第6回 緑環境景観マネジメントにおける生物多様性
第7回 緑環境景観マネジメントにおける保全管理技術、職業倫理
第8回 緑環境景観マネジメントにおけるデザイン分野の資格と職業倫理
第9回 緑環境景観マネジメントにおける活用デザインの実務1
第10回   緑環境景観マネジメントにおける活用デザインの実務2
第11回 緑環境景観マネジメントにおける園芸の役割、展望、職業倫理
第12回 緑環境景観マネジメントにおける植栽の歴史と展望
第13回 緑環境景観マネジメントにおける栽培管理技術
第14回 緑環境景観マネジメントにおける海外の実例1

第15回 緑環境景観マネジメントにおける海外の実例2

※生成系AI の利用:この授業においては生成AI の利用を予定していないが、学生が利用する場合には参考文献が実在するかなど事実確認を必ず行うこと。生成系AI による出力をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない、又は認定を取り消すことがある。
教科書
各回に必要資料を配布する。
参考文献
小野良平・一ノ瀬友博編「造園学概論」朝倉書店
札野順 編『技術者倫理(改訂版)』(財)放送大学教育振興会,2009年
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
予習:授業で指定された資料の事前読み(20h)
復習:課題作成、講義内容の理解を深め定着させるためのテキスト・配布資料の読み直し、レポート作成(40h) 
アクティブ・ラーニングの内容
授業中のディスカッション、グループ作業、プレゼンテーション等を取り入れる。
成績評価の基準・方法

基準:緑環境景観マネジメントの基本的な考え方と哲学、倫理感、それをめぐる諸問題に関する理解度、緑環境景観マネジメントを担う高度専門職業人として学ぶべき学習ビジョンを形成し説明できること。

講義目的・到達目標に記載する能力の到達度に応じ60点以上を合格とし、S(90点以上),A(80点以上),B(70点以上),C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。。

成績評価の方法:テスト及びレポートを基準として、総合的に評価する。

課題・試験結果の開示方法
成果物に対する講評、また、オフィスアワーを活用するとともに、質疑も設け、総括してコメントを返す。 
履修上の注意・履修要件
各自、現代社会とそれに対して自分がこれから果たすべき役割に関する問題意識を持って受講のこと。授業概要等を基に次回授業のテーマとなる用語の予習、授業資料や関連資料等を基に緑環境景観マネジメントの事例の復習を行い、理解を深めること。
・当授業は、原則全ての授業を対面で実施する予定ですが、予習復習としてオンデマンド資料を視聴できる通信環境(PC・タブレット等の端末やWi-Fi環境)が必要となる場合があります。最終的な授業方法は履修登録後に決定・連絡します。

実践的教育
該当しない。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。