教員名 : 大平 和弘
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授業科目名
共生地域創成論
(英語名)
Creating of regional landscape coexsting with nature
科目区分
ー
-
対象学生
緑環境景観マネジメント研究科
学年
2年
ナンバリングコード
ALLML6MCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
担当教員
大平 和弘
所属
自然・環境科学研究所
兵庫県立人と自然の博物館 授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標11/目標14/目標15
オフィスアワー・場所
授業終了後講義室にて
連絡先
初回授業時に通知する
対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
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研究科DP
2◎/6〇
全学DP
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教職課程の学修目標
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講義目的・到達目標
【講義目的】本講義では、博物館等における実践現場の見学、実地を題材とした実習等を通じて、人と自然が調和した持続可能な共生地域の保全・創成に向けた計画・マネジメント技術を修得することを目的とする。また、樹木医補(昆虫・動物)、ビオトープ管理士2級計画部門(計画部門)、自然再生士補(地域環境学・地域生態論)の資格に関する応用的素養を身に着ける。
【到達目標】本講義の到達目標は、自然環境や生物、歴史や生活文化等の地域資源を活かした共生地域づくりに向けた地域固有の施策を提案できることとする。 当研究科の学習・教育目標として掲げる Ⅱ環境・造園に関する専門知識および応用力の修得を含む。 授業のサブタイトル・キーワード
地域資源、動物との共生、自然・文化遺産
講義内容・授業計画
この科目は、施策マネジメント領域の応用科目であり、自然環境や生物、歴史や生活文化等を活かした地域や空間、施設の計画策定・マネジメントに関する視点について学ぶ。また、実地を題材にした具体的な計画・マネジメント手法・施策を提案にまとめる。
1. ガイダンスと持続可能な共生地域づくり 2. 地域の生活文化・歴史を活かした空間の創出 3. 実地見学① 地域の社会教育施設の役割と関連施策 4. 実地見学① 博物館の標本・資料とその活用 5. 実地見学① 昆虫の生態と環境との関係性 6. 実地見学② 野生動物の生態と被害 7. 実地見学② 野生動物との共生のための施策 8. 有形の文化遺産とまちづくり 9. 無形の文化遺産とまちづくり 10. 実地見学③ 歴史・史跡を活かした空間の理解 11. 実地見学③ 遺跡の整備事例の理解 12. 実地見学③ 発掘庭園の整備事例の理解 13. 実地見学③ 史跡を取り巻く地域の課題抽出 14. 実習(課題解決の方向性やアイデアの意見交換) 15. 実習(具体的な施策提案づくり) 生成系AIの利用については教員の指示に従うこと。 生成系AIによる出力結果をそのまま課題レポートとして提出してはいけない。 生成系AIによる出力をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない、又は認定を取り消すことがある。 教科書
授業時に資料を配布する。
参考文献
必要に応じて提示する。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】地域資源を活かした共生地域づくりのプランづくり(30h)
【復習】授業中に紹介した資料や教材の読み込み(30h) アクティブ・ラーニングの内容
実地見学や実習では、当該地の課題やあり方に関する意見交換など対話的コミュニケーションを交え、適宜フィードバックさせながら講義を進める。
成績評価の基準・方法
基準:自然環境や生物、歴史や生活文化等を活かした地域や空間、施設の計画策定・マネジメント手法を理解した上で、設定したフィールドを題材にした具体的な計画・マネジメント手法・施策を提案にまとめることができた者を合格とし、到達目標として設定した能力への到達度合いに応じてSからCまでの成績をつける。
方法:実地見学や実習における学習態度や積極的な意見交換30%、レポート課題70%にて評価する。 課題・試験結果の開示方法
課題や実習に対してコメントを付す形でフィードバックを行う。
履修上の注意・履修要件
実地見学・実習等への積極的に取り組む姿勢を求める。事前に予習し、十分な復習により各回の内容を理解しておくこと。
なお実地見学①における博物館入館料は各自負担とする。 実践的教育
兵庫県内の地域課題解決に向けたシンクタンク業務や教育普及に関する実践を踏まえ講義・実習を展開することから、実践的教育に該当する。
備考
担当教員の詳細は以下のH.P.を参照のこと。 https://www.hitohaku.jp/researchers/ohhira.html https://researchmap.jp/nyan-summer/英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
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