シラバス情報

授業科目名
環境文化活用演習
(英語名)
Environmental art practice
科目区分
応用科目
対象学生
緑環境景観マネジメント研究科
学年
2年
ナンバリングコード
ALLML6MCA3
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
演習 (Seminar)
開講時期
2024年度前期
担当教員
竹田 直樹
所属
緑環境景観マネジメント研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標11
オフィスアワー・場所
別途配布するオフィスアワー一覧にて通知 
連絡先
研究科内メーリングリストにて表示 

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
2◎/4〇
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義(演習)目的】
ランドスケープデザインに不可欠となる芸術的な表現力を獲得することを目的とする。
【到達目標】
ランドスケープアーキテクトとして自らのポートフォリオを制作する時、その最初のページを飾ることとなる原型的な作品を制作することを目標とする。この科目で制作する作品は、自らのために自らが制作する作品でありクライアントが存在しない。それは、将来ランドスケープアーキテクトとして活動するときの原型となる作品である。写真表現を重視するので、絵画や立体造形などに関わる技術は必要としない。
当研究科の学習・教育目標として掲げるⅡ環境・造園に関する専門知識および応用力の修得を含む。
授業のサブタイトル・キーワード
講義内容・授業計画
【講義内容】
活用デザイン領域の応用科目であり、環境芸術に関わる知識の習得と環境芸術に関わる作品制作の2つの段階がある。それぞれ、講義形式と演習形式で授業を行う。作品制作のための時間は、後に指定するが、基本的に授業時間内に組み込む。
【授業計画】
当授業は実践的授業に該当する。

第1回 ガイダンス

第2回 石仏と銅像

第3回 平和の像 ソビエトの彫像

第4,5回 パブリックアート(1)(2)

第6回 彫刻家によるランドスケープデザン

第7回 アメリカのパブリックアート

第8回 ランドアートとナチュラルアート

第9,10回 アートプロジェクト(1)(2)

第11〜14回 環境芸術に関わる表現技法(1)〜(4)

第15回 まとめ

生成AIの使用は推奨している。
教科書

アニメの像VS.アートプロジェクト—まちとアートの関係史(公人の友社)竹田直樹著

そのほか適宜データを配布する。
参考文献
「パブリックアート入門」「日本のパブリックアート」「アートを開く」「まちにアートの風が吹く」いずれも竹田直樹著。図書館にある
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】資料の事前読み込み、課題に関わる事前調査や制作。
【復習】課題に関わる検証。
上記に必要な時間は30時間程度である。
アクティブ・ラーニングの内容
採用しない。
成績評価の基準・方法
【基準】成績は下記のような基準とする。(S:作品に明確なオリジナリティが認められる場合、A:前述のSに準ずる場合、B:本科目が求める表現力が十分に認められる場合、C:本科目が求める表現力がある程度認められ形式を満たした場合)
【方法】単位は、ランドスケープアーキテクトとしてのポートフォリオに加えることができる水準の作品を制作した者に認定する。作品は、キャンパス内あるいはその周辺で制作し、基本的に写真あるいはCGでアウトプットする。評価は、前述の作品を90%、授業中の討論を10%として行う。
課題・試験結果の開示方法
最終課題の作品に対して、個別にコメントする。
履修上の注意・履修要件
現代アートに興味があることが望ましい。

当授業は、一部をオンラインで実施する場合がある。これは、近年のデザイン事務所の業務がオンライン化されていることが多いので、その対策でもある。自宅等でオンライン授業を受講する場合、通信環境(PC・タブレット等の端末やWi-Fi環境)を整備すること。最終的な授業方法は履修登録後に決定・連絡する。
実践的教育
この科目は、ランドスケープアーキテクトに必要な実務に関わるものであり実践的教育に該当する。ランドスケープアーキテクトとして、環境芸術作品を制作してきた教官が、ランドスケープデザインに不可欠となる芸術的な表現力について演習を行う。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。