シラバス情報

授業科目名
人文社会科学特別ゼミナール
(英語名)
Seminar for Historical,Cultural and Social Sciences
科目区分
特別演習科目
対象学生
地域資源マネジメント研究科
学年
1年
ナンバリングコード
TGRMR5MCA3
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
演習 (Seminar)
開講時期
2024年度後期
(Fall semester)
担当教員
中井 淳史、山室 敦嗣
所属
地域資源マネジメント研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
該当なし
オフィスアワー・場所
講義終了後、教室にて
連絡先
学務課に問い合わせ

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
1◎/5〇
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】人文社会科学(特に歴史文化遺産学、地域社会学)に関する書籍の講究などを通じて、研究をすすめるうえで必須となる基礎的な技術や知識、教養を身につけることが講義の目的である。
【到達目標】書籍等の精読と発表・議論、または歴史資料の検討を通じて、人文社会科学(特に歴史文化遺産学、地域社会学)の体系や独自の方法論への理解を得て、学際的研究の前提となる人文社会科学に関する高度な素養を応用できるようになることを到達目標とする。
授業のサブタイトル・キーワード
歴史学研究法 社会学研究法 ​歴史文化遺産学 論文・文献史料講読
講義内容・授業計画
本ゼミナールでは、受講生の志望する研究テーマや興味関心に配慮したうえで、授業担当教員の助言のもとで適切な書籍・論文や、場合によっては古文書や近代史料の精読をおこなう。自らの発表、他者の発表の質疑応答をも交えながら、学際的研究に必要な人文社会科学に関する体系的知識が理解できるよう講義する。書籍や資料等は、国内外のものから選ぶ。

1.ガイダンス1:歴史文化遺産学の研究のために(中井)
2.ガイダンス2:地域社会学の研究のために(山室)
3.1回目の発表と議論 近代文語文の基礎(中井)
4.2回目の発表と議論 古文書・古記録の基礎(中井)
5.3回目の発表と議論 史料精読(中井)
6.4回目の発表と議論 史料精読(中井)
7.5回目の発表と議論 史料精読(中井)
8.1-5回目のまとめ 歴史資料の取り扱い(中井)
9.6回目の発表と議論 社会学的フィールドワーク(山室)
10.7回目の発表と議論 参与観察法(山室)
11.8回目の発表と議論 聞き取り調査(山室)
12.9回目の発表と議論 生活史調査(山室)
13.10回目の発表と議論 フィールドワークと社会学理論(山室)
14.6-10回目のまとめの議論(山室)
15.全体のまとめ:人文社会科学の研究をどうすすめるか(中井・山室)

※パソコンの利用:なし
※生成系AIを利用する場合、教員の許可を得ること
教科書
受講者の要望や人文社会科学に関する基礎的知識・能力を勘案しながら、相談の上決定する。
参考文献
授業のなかで適宜指示する。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】指定されたテクストの読み込み(20h)、発表準備(10h)
【復習】知識定着のためのテクストの読み直し(30h)
アクティブ・ラーニングの内容
採用しない。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
 自身の研究テーマに関連して、必要な人文社会科学的知識や方法を習得した者については、講義目的や到達目標に記載する能力の到達度に基づき、S(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を授与する。

【成績評価の方法】
 発表(80%)を基準として、受講態度(20%)も含めて総合的に評価する。
課題・試験結果の開示方法
発表内容について授業のなかで講評する。
履修上の注意・履修要件
人文社会科学に関連した研究をすすめるうえで必要な素養を身につけることを目的としているので、自身が何を研究していきたいか、目標やそのための方法など明確に整理しておくことが重要である。
実践的教育
該当しない。
備考
詳細は教員研究者データベースH P(https://cv01.ufinity.jp/u_hyogo/)を参照のこと。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。