シラバス情報

授業科目名
日本史 (全学共通科目)
(英語名)
Japanese History (全学共通科目)
科目区分
全学共通科目
対象学生
全学部(全学共通科目、教職課程科目、副専攻科目)
学年
1年
ナンバリングコード
IA9991GCA1
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
担当教員
出水 清之助
所属
非常勤教員
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
該当なし
オフィスアワー・場所
講義終了後、教室にて
連絡先

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
全学DP
1-1〇
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
本講義では、17世紀から19世紀にかけて、地域で生じた様々な事象を取りあげながら、日本の近代社会がいかに形成されてきたのかについて考える。特に、近世近代移行期に焦点を当て、人々の生活や社会の秩序がいかに変化したのかについて、具体的に理解することを目的とする。本講義の到達目標は、日本史についての基礎的な知識を習得し、近世近代移行期の社会に関わる歴史的な事象について理解できるようになることである。
授業のサブタイトル・キーワード
キーワード:村、近世身分制社会、近代社会、地域社会、個人の形成
講義内容・授業計画
(1) 講義内容
 教科書的・通史的な知識も確認しつつ、19世紀とその前後の時代に、地域社会の中で生じた諸事象について詳述する。具体的な地域としては、現在の兵庫県に相当する地域を中心にとりあげる。

(2) 授業計画
1.イントロダクション—近世から近代への移行を歴史的に考える意味—
2. 近世身分制社会の形成
3.近世前中期における「村」とその周辺
4.近世身分制社会の構造—「村請制」を中心に—
5.近世中後期の社会変動
6.近世後期の社会と人々
7.近世身分制社会の解体過程
8.地租改正の歴史的意義
9.自由民権運動の展開
10.地方三新法の制定と「地方」の誕生
11.松方デフレ期における社会
12.資本主義経済の進展と政治
13.立身出世の価値体系
14.社会問題の発見
15. まとめ
※講義内容については、必要に応じて変更する場合がある。
教科書
特になし。レジュメを配布する。
参考文献
適宜紹介する。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
授業後の小レポート作成(15 回、15〜30h)。その他、毎回の授業にあわせて事前・事後学修を行ってください。 
アクティブ・ラーニングの内容
採用しない。
成績評価の基準・方法
近世・近代の社会に関わる歴史的な用語について理解し、近世社会が解体されていく過程や、近代社会が形成されていく論理、近世社会と近代社会の違い、について説明できるかが成績評価の基準となる。
講義目的・到達目標に記載する能力の到達度に基づき、S(90 点以上),A(80 点以上),B(70 点以上),C(60 点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。
成績評価の方法は、期末レポート(55%)、小レポート(45%)を基準として、受講態度を含めて総合的に評価する。
小レポートは、毎回の授業後にユニバーサルパスポートを通じて提出する。 
課題・試験結果の開示方法
提出された小レポートについては、原則次の講義内で紹介及び講評する。

履修上の注意・履修要件
日本史に関する知識は特に前提としないが、高校で学ぶ日本史程度の知識があれば、より理解が容易になる。また、講義中に紹介した参考文献や関連文献等を調べて復習することが望ましい。
実践的教育
該当しない。
備考
当授業は、原則すべての授業を対面で実施する予定です。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。