シラバス情報

授業科目名
ライフサイエンス論 (全学共通科目)
(英語名)
Life sciences (全学共通科目)
科目区分
全学共通科目
-
対象学生
全学部(全学共通科目、教職課程科目、副専攻科目)
学年
1年
ナンバリングコード
IA9991GCA1
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
担当教員
榎原 正吾
所属
国際商経学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
該当なし
オフィスアワー・場所
講義終了後・講義室
連絡先
enoki@em.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
全学DP
1-2◎/1-1〇
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】
人類に多くの恩恵を与え続けている多様な生態系が、現在、地球温暖化や様々な環境破壊により危機的な状況にある。本講義では自らの生命を維持するためにも、現代社会の抱えるエネルギー資源問題、食糧問題等の現状を把握し、何をなすべきかを考察することを目的とする。

【到達目標】
生物多様性の視点で、自然環境と日常生活との接点に目を向けることが出来るようになる。
生物多様性に対する人間活動の影響に気づき、そのメリットデメリットを指摘することが出来るようになる。
授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル:身近にあるライフサイエンス
 キーワード:生物多様性、生命進化、発酵、遺伝子組み換え技術、GMO、微生物利用
講義内容・授業計画
【講義内容】
本講義では、まず地球環境を構成する生物多様性の概念を説明する。さらに、多様性の利用や生態系の危機的状況に間して具体的な事例を挙げ、その内容や保護の必要性を考える。講義は板書を主体に進め、必要に王子て映像(DVD等)を併用していく。

【授業計画】
1.ガイダンス 本講義の目的説明や概要説明
生物多様性とは
2.生物多様性の構成要素と考え方
3.共生という概念
4.生命の誕生と進化
5.ビデオ学習(生命進化)
多様性の利用とその恩恵
6.アルコール発酵
7.酵素という生体成分
8.酵素入り洗剤
9・遺伝子組み換え技術とは
10.遺伝子組み換え作物の利用と問題点(その1)
11.遺伝子組み換え作物の利用と問題点(その2)
多様性の危機
12.絶滅と温暖化
13.外来種による生態系の破壊
14.ビデオ学習(環境保全の実際)
15.まとめ
定期試験

【生成AIの利用について】
課題レポート提出の際に、生成AIによる出力結果をそのまま提出してはいけない。生成系AIによる出力をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない。または認定を取り消すことがある。

教科書
特に指定はしない。適時プリント資料を配布する。
参考文献
Lester Brown著の書物
他、適時講義中に紹介する。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】
シラバスを参照に次回講義の内容確認・関連資料チェック(1.5h)
【復習】
講義後のユニパ登録(0.5h)
毎回の講義ノートの見直しと整理(2h)
アクティブ・ラーニングの内容
適用しない
成績評価の基準・方法
【講義の評価基準】
学習した用語の意味を正確に理解し、説明出来る者は、講義目的・到達目標に記載する能力の到達度合いに応じて評価し、単位を付与する。
【成績評価の方法】
主に定期試験の結果(80%)を基準とし、受講態度(提出課題の出来、積極的な質問等)(20%)を含めて総合的に評価する。
課題・試験結果の開示方法
優れた内容、興味深い内容のレポートは講義で紹介する。定期試験結果については、授業評価アンケートの教員コメント欄にて試験結果のコメントをあわせて記載する。また、講義内容に関する質問等に関してもユニバーサル・パスポートのクラスプロファイルQ&A機能も利用して対応する。
履修上の注意・履修要件
これまでに生物学に関係する科目の履修経験が稀薄でも履修は十分可能であるが、講義には出席し、内容を理解し、常に日常にめを向け、様々な情報と講義内容を関連付けて考える姿勢を持ってほしい。板書を多用するため、講義ノートを作成すること。
実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。