シラバス情報

授業科目名
地域社会とマネジメント
(英語名)
Community and Regional Management
科目区分
全学共通科目
対象学生
全学部(全学共通科目、教職課程科目、副専攻科目)
学年
学年指定なし
ナンバリングコード
IA9991GCA1
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
担当教員
小宮 一高、秋山 秀一、上瀬 昭司、藤川 健
所属
国際商経学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標11
オフィスアワー・場所
各担当の教員のメール、および、ユニバーサル・パスポートのQ&Aで連絡を取ってください。各教員のメールアドレスは、それぞれの最初の授業で伝えます。
連絡先
代表:小宮一高 komiya@em.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
全学DP
1-1◎/3-2◎/4-1◎
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
(講義目的)
地域社会に密着して事業活動を行なっている「中小企業」や「地域企業」のマネジメント課題について理解を深めることがこの講義の目的です。地域社会の活力向上に向けた方策を考えていく上で、その担い手となる中小企業、地域企業、商店街等が直面している課題を理解することが必要です。この講義では、企業が直面する課題についての具体的事例にも触れながら議論を進めていきます。
(到達目標 ) 
地域社会の活性化に向けた課題を理解し、それらの課題への対応策を中小企業論、マーケティング論、商業・流通論の知見をベースにして実践的に考察し、解答を提示できるようになることが目標です。
授業のサブタイトル・キーワード
キーワード:地域社会、地域企業、中小企業、マーケティング、ブランド、商店街
講義内容・授業計画
(講義内容)
第Ⅰ部「地域社会と中小企業」では、地域社会・経済の主な担い手である中小企業の存在について理解を深めます。第Ⅱ部「地域企業とマーケティング」では、地域企業がマーケティングを行なうために必要な「既存資源の活用」と「他社との協力」について、事例に基づき議論します。第Ⅲ部「地域とブランド」では、「地域のブランド化」の2つの側面(①地域企業とその製品・サービスのブランド化、②地域自体のブランド化)について、事例に基づき議論します。第Ⅳ部「商店街の活性化とまちづくり」では、都市と商業との関係や日本のまちづくりに関する法律を概観した上で、活性化に向けた商店街の取り組みを考察します。

(授業計画)
第Ⅰ部「地域社会と中小企業」(担当: 藤川健)
(キーワード:中小企業、ベンチャー企業、ソーシャルビジネス)
1. 大企業、中小企業、ベンチャー企業
2. 中小企業と大企業の経営上の違い
3. 中小企業とソーシャルビジネス
第Ⅱ部「地域企業とマーケティング」(担当: 小宮一高)
(キーワード:地域企業、マーケティング、資源、協力)
4. マーケティングとは何か
5. 既存資源を活かす
6. 他社と協力する
7. 講演Ⅰ
第Ⅲ部「地域とブランド」(担当: 秋山秀一)
(キーワード:地域企業、ブランド化、地域ブランド)
8. ブランドとは何か
9. 地域企業とブランド化
10. 地域のブランド化
11. 講演Ⅱ
第Ⅳ部「商店街の活性化とまちづくり」(担当: 上瀬昭司)
(キーワード:商業、商店街、まちづくり)
12. 都市と商業の関係
13. まちづくり関連法制が果たす役割
14. 地域商業活性化への取り組み
15. これからの商店街と地域社会

教科書
講義内で適宜資料等を配布します
参考文献
授業中に指示します
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
復習を中心に学習をしてください。各回の授業内容の復習および課題への対応(20h)、各担当教員ごとの最終レポート作成(4回、40h)。
アクティブ・ラーニングの内容
授業中にGoogle formなどを利用して、受講生から意見や問いへの解答を集めることがあります。いずれの授業でも、積極的な姿勢で事業に取り組むことが求められます。
成績評価の基準・方法
地域社会と中小企業、地域企業やその活動(マーケティングやブランド化)との関係、また現在の日本のまちづくりや商店街に関する状況を理解し、地域の課題に対して実践的な解答を与えられるものに、S(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)による成績評価の上、単位を付与します。成績は、各担当教員ごとの課題およびレポート(各教員ごとに25点×4人)によって評価します。
課題・試験結果の開示方法
各教員が課すレポートの解説は、各教員の担当回が終了した後に、ユニバーサル・パスポートの資料掲示を通じておこないます。
履修上の注意・履修要件
各教員の遠隔授業のアクセス先は、ユニバーサル・パスポートの当該授業のページを通じて開示されるので、事前に確認してください。
実践的教育
該当しません
備考
この授業は、対面と遠隔システムを併用します。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。