シラバス情報

授業科目名
地域社会と健康 (全学共通科目)
(英語名)
Health and Community (全学共通科目)
科目区分
全学共通科目
対象学生
全学部(全学共通科目、教職課程科目、副専攻科目)
学年
学年指定なし
ナンバリングコード
IA9991GCA1
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
(Fall semester)
担当教員
撫養 真紀子、西池 絵衣子、三宅 一代
所属
看護学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標3
オフィスアワー・場所
講義終了後・講義室にて
連絡先
撫養 真紀子 <makiko_muya@cnas.u-hyogo.ac.jp>
三宅 一代 <kadu_miyake@cnas.u-hyogo.ac.jp>
西池 絵衣子 <eiko_nishiike@cnas.u-hyogo.ac.jp>

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
全学DP
1-2◎/2-1〇/4-1〇
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】
個人の健康と地域社会はどのように影響を及ぼしあっているのかについて、多角的視点から課題を知り、個人や地域で生活する人々の健康と生活および環境との関係について学び、考えを深めることを目的とします。

【到達目標】
1.地域社会で生活する子ども達を知り、私たち大人が社会で子どもを支えるとは具体的にどう行動することなのか自分の考えを述べることができる。
2.組織社会のなかで働く人々の健康問題を知り、個人が社会で働き続けるための支援について説明することができる。
3.地域社会における精神医療福祉の現状から、自己理解と他者理解を通して心の健康や社会の取り組みついて自分の考えを述べることができる。



授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル:地域社会における健康に関する様々な課題を知り解決力を身につける健康と環境の科学論
キーワード:労働環境,法律,ワークライフバランス,精神保健,ストレス,心のケア、成長発達、安全教育・事故予防、子どもの能力

講義内容・授業計画
【講義内容】
本講義では地域社会における子どもの健康、地域社会における心の健康、組織社会で働く人々の健康について、具体的な事例を検討しながらその問題点及び課題、解決方法について論述する。
【授業計画】
本授業は実践的教育に該当する。
〇地域社会における子どもの健康(三宅)
第1回 地域社会で生活する子ども①成長発達と健康
第2回 地域社会で生活する子ども②病気や障がいがあるこどもと健康
第3回 地域社会で子どもの健康を守る①生活編
第4回 地域社会で子どもの健康を守る②防災・減災編
第5回 地域社会で子どもの健康を守る③医療編

〇組織社会で働く人々の健康(撫養)
第6回 組織で働く人々の健康について
第7回 組織で働く人々を支える法律
第8回 最近の労働環境と働き方
第9回 働き続けられる「働きやすさへの支援」
第10回 社会の中の医療・看護

〇地域社会における心の健康(西池)
第11回 心のケアと現代社会
第12回 精神保健の考え方
第13回 ストレスと健康の危機
第14回 精神医療福祉における取り組み①地域
第15回 精神医療福祉における取り組み①医療機関

【生成系AIの利用】
課題の提出にあたって、学生本人が作成することを前提としており生成AIのみを使った課題の提出は認めない。利用する場合は、参考文献が実在するかなど事実確認を必ず行うこと。範囲を超えた生成AIの使用が判明した場合は単位を認定しないことや単位の認定を取り消すことがある。
教科書
特に指定しません
参考文献
講義中に紹介します。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
事前学習:予習としてトピックに関する自己学習(10h).
事後学習:復習として講義資料の読み直しによる理解の定着(10h).課題の作成(10h)
アクティブ・ラーニングの内容
グループディスカッションを行います.
成績評価の基準・方法

〇成績評価の基準

個人や地域で生活する人々の健康と生活および環境との関係について考えることができた者に単位を授与します。

講義目的・到達目標に記載する能力(知識・技能、思考力、判断力、表現力等)の到達度に応じてSからCまで成績を付与します。

〇成績評価の方法

科目担当教員3名から課題の評価の総計を100%として、受講態度(積極的な質問等)を含めて総合的に評価します。


 
課題・試験結果の開示方法
毎回の課題について,授業内でフィードバックします.
履修上の注意・履修要件
実践的教育

小児看護、組織看護、精神看護の実践経験を有し教育、研究に携わっている者が、オムニバス形式により、経験を活かし地域社会における個人や社会におけるライフサイクルを通した健康上の課題について問題提起し、解決の方向性を探るあり方について講義することから実践的教育に該当します。

備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。