シラバス情報

授業科目名
ジオパークと地域 (集中・全学共通科目)
(英語名)
Geopark and Community (集中・全学共通科目)
科目区分
全学共通科目
-
対象学生
全学部(全学共通科目、教職課程科目、副専攻科目)
学年
学年指定なし
ナンバリングコード
IA9991GCA9
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義・実習 (Lecture/Practical Training)
開講時期
2024年度前期
担当教員
松原 典孝、川村 教一、佐野 恭平、矢ケ﨑 太洋
所属
地域資源マネジメント研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標11/目標14/目標15
オフィスアワー・場所
別途記載
連絡先
クラスプロファイルのQ&A機能から連絡

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
全学DP
3-2◎/4-1◎
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】
2010年に世界ジオパークネットワークに加盟した山陰海岸ジオパークには日本海形成に伴った多様な地形、地質、風土が存在する。ジオパークの活動は、それらを保護・保全しながら教育や地域づくりに活かそうとするものである。このフィールドワークではジオパークの景観を観察し、活動の現場に接することで、地質・地形と文化・産業等との関係性や地域におけるジオパーク活動の意義を理解することを目的とし、 ジオパークの概念やジオパークおよび地域を取り巻く課題について論究する。
【到達目標】
1)ジオパークの基礎理論を修得すること、2)ジオパークや地域の現状および課題を理解し、分析できるようになること、である。
授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル:地域資源の保全と活用およびジオパークの運営
キーワード:ジオパーク、地域資源
講義内容・授業計画
授業は夏季に集中して実施し、1日目に教室で講義をしたのち、2〜3日目はバスにより山陰海岸ジオパーク地域で1泊2日の研修旅行をおこなう。|4日目はふたたび教室でまとめと発表を行う。
◆1日目:オリエンテーション〜ジオパークの意義
1.オリエンテーション
2.ジオパークとは何か −各地のジオパーク、ジオパーク活動の考え方
3.山陰海岸ジオパーク −その特徴と活動
4.ワークショップ1 −事前学習
◆2日目:山陰海岸ジオパークへ行こう(バスツアー)初日 ※予定
5.コウノトリの郷公園調査・学習施設で活動されている方の講話
6.玄武洞・ガイドの実際を見学
7.竹野海岸の地形・地質と自然保護施設
8.ワークショップ2(竹野) 現地で宿泊
◆3日目:山陰海岸ジオパークへ行こう(バスツアー)2日目 ※予定
9.香美町「海の文化館」などの展示・学習施設を見学
10.ジオパークでの持続可能なビジネスについて講話
11.香住海岸、神鍋高原 現地でガイドをされている方の講話
◆4日目:まとめと発表
12.振り返り学習
13.ワークショップ3:発表準備
14.ワークショップ4:発表と意見交換
15.まとめ
※パソコンの利用:グループワークとまとめで利用
※生成系AIを利用する場合、教員の許可を取ること
教科書
特に指定しない。適宜関連する資料を配付する。
参考文献
現地でのジオパークに関する資料
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して指示するジオパークに関する参考資料を事前に読み込み(15h)
【復習】講義内容の理解を深め定着させるために参考資料を読み込み(15h)
アクティブ・ラーニングの内容
グループワークによるディスカッションを予定
成績評価の基準・方法
短期間であり、全日出席を前提とする。

【成績評価の基準】
 ジオパークにおける自然と社会の相互作用解明や地域資源のマネジメントに関わる独自の方法論への理解を深め、学際的実践研究をすすめる高度な素養を獲得した者に、単位を授与する。
 講義目的・到達目標に記載する能力(知識・技能、思考力、表現力等)の到達度に応じてS(90 点以上),A(80 点以上),B(70 点以上),C(60 点以上)による成績評価の うえ、単位を付与する。
【成績評価の方法】
 レポート(70%)を基準として、受講態度(30% 積極的な質疑応答等)を含めて総合的に評価する。
課題・試験結果の開示方法
講評をグループワーク時に行う。
履修上の注意・履修要件
・定員20名で、受講者多数の場合は抽選とする。
・特に現地研修においては、積極的に質問・メモ・写真撮影などをすること。
・ホームページなどでジオパークについての知識を得ること。
・天候等により講義内容が変わる可能性がある。
実践的教育
担当教員はジオパークの現場で実践的に活動している。本科目は実際の現場等での実践的活動を経験させながら進めるもので,実践的教育に該当する。
備考
・現地研修では、宿泊費・入場料等(10、000円程度:宿泊先によって多少前後します)が必要となるので注意
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。