シラバス情報

授業科目名
現代の経営問題
(英語名)
Issues in Business and Management
科目区分
全学共通科目
対象学生
全学部(全学共通科目、教職課程科目、副専攻科目)
学年
学年指定なし
ナンバリングコード
IA9991GCA1
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
担当教員
山口 隆英
所属
国際商経学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標8
オフィスアワー・場所
メールでアポイントをとること
連絡先
t-yama@em.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
全学DP
1-1◎/1-2◎
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
・講義の目的
 地域の企業のケースを通じて、現代の経営に課せられている経営問題を認識し、課題解決の努力を理解する。
・到達目標
 1)社会の課題を認識すること、2)その課題に現代の企業がどのように取り組んでいるかを理解すること、である。
授業のサブタイトル・キーワード
講義内容・授業計画
・講義の内容
 事前の学習を通じて地域の企業の課題を認識し、兵庫県かを中心とする企業や組織のケースから、現代の企業がどのように課題に取り組んでいるかを講義するとともに、議論する。著者及び関連する企業経営者から直接抗議を受ける形をとる。

・授業計画
 第1回 ガイダンス:本講義の目標や概要を説明する
 第2回 イノベーションの視点(テキストの第1章、キーワード:イノベーション)
 第3回 地域で作るキャリアの新しいカタチ(テキストの第2章、キーワード:キャリア)
 第4回 兵庫県における雇用の現状と課題(テキストの第3章、キーワード:兵庫県下の雇用情勢)
 第5回 地域での若者キャリア(テキストの第10章、キーワード:キャリア教育)
 第6回 地域での若者キャリアの考える(自身のキャリをどう考えるかをワークショップ形式で考える)
 第7回 女性活躍に見る取り組み(テキストの第4章、キーワード:女性活躍)
 第8回 障がい者という視点とイノベーション(テキストの第5章、キーワード:障がい者雇用)
 第9回 兵庫県の製造業におけるイノベーション(テキストの第6章、キーワード:製造業のイノベーション)
 第10回 宍粟市における林業イノベーション(テキストの第7章、キーワード:第1次産業)
 第11回 兵庫県でのイノベーションについてのワークショップ(これまでの事例をケースにして、兵庫県の中でイノベーションを起こしていくためにの方策を考える)
 第12回 地方創成イノベーション・エコシステム(テキストの第8章、キーワード:デジタル)
 第13回 地元企業からの地域活性化(テキストの第9章、キーワード:事業承継)
 第14回 兵庫県と新産業についてのワークショップ(兵庫県に出現している新しいタイプの企業を議論する)
 第15回 地域の企業の課題としての雇用とイノベーション、(講義全体を通りしてのまとめを行う)

教科書
適宜指示する
参考文献
適宜指示する
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に関連するテキスト及び教材を読み事前のミニレポートを作成する(15回、30h)
【復習】授業を受けて、その講義内容についての課題のミニレポート(12回、18h)、講義内容の理解を深め定着させるためにワークショップに関するレポート(3回、12h)
アクティブ・ラーニングの内容
ゲスト講師を交えたディスカッションを予定(7回)。また、5人程度のグループに分け、グループ単位でのプレゼンを予定(各グループ1回は発表)。
成績評価の基準・方法

成績評価の基準】

企業の課題を認識し、企業の取り組みについて理解し、議論ができる者については、講義目的・到達目標に記載する能力(知識・技能、思考力、判断力、表現力等)の到達度に基づき、S(90点以上),A(80点以上),B(70点以上),C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。

【成績評価の方法】

予習ミニレポート25%、復習ミニレポート25%、ワークショップレポート30%を基準として、受講態度(積極的な質問等20%)を含めて総合的に評価する。
課題・試験結果の開示方法
ミニレポートは、優れた内容のものを講義の中で紹介しながら講評する。
レポートについては、全体的な講評や模範解答をユニバーサルパスポートのクラスプロファイル機能を使って示す。

履修上の注意・履修要件
予習・復習を重視する
実践的教育
一部該当する。
兵庫県下で、企業を経営する経営者、コンサルティング活動を行うコンサルタント等が7回、授業に参加し、授業に関連するテーマで自身の経験をケースとして紹介し、学生のとの質疑を行う。


備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。