シラバス情報

授業科目名
グローバルヒストリー (全学共通科目)
(英語名)
Global History (全学共通科目)
科目区分
全学共通科目
対象学生
全学部(全学共通科目、教職課程科目、副専攻科目)
学年
学年指定なし
ナンバリングコード
IA9991GCA1
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
担当教員
石井 大輔
所属
非常勤講師
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
該当なし
オフィスアワー・場所
授業前後、教室にて。
連絡先

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
全学DP
1-2◎
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標

【講義目的】「歴史を学ぶ」とは、世界で過去に起きた事象を学んでいくことになりますが、遠く離れた時代や場所に⽣きた人々のことを知り、感じることでもあります。それぞれの時代・場所において、人々が何を問題だと感じ、それに対してどのような解決を模索したのかといったことを知ることは、現在を⽣きる私たちにとって決して無意味なことではありません。本講義では、グローバルヒストリーとして一国史を越えた歴史を学んでいきます。

【到達目標】世界史の基本的な知識を習得し、多⽂化社会における「他者」への理解を深めることを⽬標とします。
授業のサブタイトル・キーワード
講義内容・授業計画
【講義内容】本講義では、古代から現代にいたる歴史を追いながら、様々な時代や場所で起きた出来事を学びます。そのうえで、その時代やそこに⽣きた人々の特徴を考えていきたいと思います。ヨーロッパ史が講義の中⼼となりますが、グローバルヒストリー研究の事例も紹介していきます。
【授業計画】
1 イントロダクション:「グローバルヒストリー」とは何か
2 歴史の始まりと古代⽂明(テキスト第1章1)
3 ローマ帝国とキリスト教の拡⼤(テキスト第1章2)
4 イスラーム世界の形成(テキスト第2章2)
5 中世ヨーロッパの形成(テキスト第2章3)
6 「世界の⼀体化」の時代(テキスト第3章)
7 ルターの宗教改⾰と宗派対⽴(テキスト第3章1)
8 ヨーロッパにおける「平和なき近世」(テキスト第3章1)
9 啓蒙思想と⾰命の時代(テキスト第4章1)
10 近代国⺠国家の形成(テキスト第4章2)
11 19世紀のアジア(テキスト第4章3)
12 第⼀次世界⼤戦と⽇本(テキスト第5章1)
13 ナチス・ドイツの台頭と第⼆次世界⼤戦(テキスト第5章2)
14 ナチスの経験とその克服(テキスト第5章3)
15 冷戦の終わりとヨーロッパ統合(テキスト第5章4)
期末試験
教科書

⼩⽥中直樹・帆刈浩之編『世界史/いま、ここから』⼭川出版社、2017年。

(生協等で購入)
参考文献

必要に応じて、講義内で指⽰します。

事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
予習:テキストの事前の読み込み(15時間)、各回のテーマに関する調査(15時間)
復習:テキストの読み直し(15時間)、各回で理解できなかった点の調査(15時間)

アクティブ・ラーニングの内容
採用しない。
成績評価の基準・方法
 講義内容に関する理解度で成績評価をします。
毎回の講義に取り組む姿勢や授業内で指示する課題、論述形式による期末試験を総合して評価します。
平常点(受講態度や課題提出)                40%
期末試験(配布資料、ノート、テキストの持込可)       60%

課題・試験結果の開示方法
Universal Passportを通じてフィードバックします。
履修上の注意・履修要件

・受講する上で「世界史」の知識を持っていることを前提とはしませんが、講義中に分からないことがあった場合は、⾃分で調べるようにしてください。そうすることで、歴史を学ぶことの楽しさをより感じることできると思います。

・予習・復習に際しては、「講義内容・授業計画」に記載したテキストの該当箇所を読んで、理解を深めてください。



実践的教育
該当しない
備考

担当教員はオーストリア近世史を専門とし、特に宗教政策を通じて中央と地方との関係や貴族史について研究を行っています。

英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。