シラバス情報

授業科目名
キャリアデザイン入門 (D)(全学共通科目)
(英語名)
Introduction to Career Design (D)(全学共通科目)
科目区分
全学共通科目
-
対象学生
全学部(全学共通科目、教職課程科目、副専攻科目)
学年
1年
ナンバリングコード
IA9991GCA1
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
担当教員
河口  紅
所属
非常勤講師
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標4/目標5/目標8
オフィスアワー・場所
講義終了後、教室にて。又はユニバーサルパスポートのQ&Aにて。
連絡先
kawaguchi@guh.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
全学DP
1-2◎/2-2〇/4-1〇
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】キャリアデザイン入門は問題意識をもつことによって、今後のキャリア(生き方、働き方)について考え、自己を見つめ、実現したい思いを行動に移すことを主眼とした授業です。ワークを取り入れ、グループディスカッションを行って様々な意見の中から自分の考えを深めることを目的としています。社会人になる前の学生時代にできること、やりたいこと、すべきことを考え目標を達成するためにはいつまでに何をしたらよいかを判断できる能力を身につけます。
【到達目標】
・4Shapes®(自己分析)の結果を用いて特性を理解することにより自分らしく生きられるキャリアを予測する。
・将来を見据えた上で充実した学生生活を過ごすための目標設定ができるとともにその計画に基づいた行動にうつせる。
・グループディスカッションを通して議論の仕方を学び、多様な視点に触れることで他者と異なる意見であっても主張ができる。
授業のサブタイトル・キーワード
キーワード:自己分析、社会人基礎力、キャリアアンカー、働き方改革、ジョブ型雇用、起業
講義内容・授業計画

Ⅰ講義内容

【履修希望者は初回の授業に必ず出席してください】

人生100年時代といわれる中、生き方、働き方に関する多様な考え方、価値観があります。キャリアに正解はありませんが、どんな生き方、働き方を目指すかは人によって異なりますし、それをどのように実現させるのかも人それぞれの選択肢があります。そのため、本講義ではまず大学生活での目標設定を行い短期的なキャリアのデザインを考えた後、自己分析で自分の特性を理解した後に長期のキャリアの考え方や諸理論を学習し、5年後、10年後を見据えたキャリアビジョンをプランニングし発表します。ほぼすべての授業でグループディスカッションを行うのがこの授業の大きな特徴です。
パソコンの使用:初回の授業を除きユニバーサルパスポートのクリッカーや課題提出などで使用します。スマートフォンまたはパソコンを持参してください。
生成系AIの使用:生成系AIの利用については教員の指示に従うこと。リフレクションレポート、中間/最終レポートについては、学生本人が作成することを前提としているため、生成系 AIのみを用いて作成することはできません。生成系 AIのみを用いてレポートを作成したことが判明した場合は単位を認定しません。(認定を取り消す場合もあります)


Ⅱ授業計画

第1回ガイダンス:キャリアデザインとは

第2回社会の変化と人生100年時代について

第3回大学生活でのキャリアアクションプラン(大学での学びを考える)

第4回自己分析①:自己の価値観について

第5回自己分析②:自己の特徴を理解する(思考と行動)

第6回自己分析③:自己の特徴を理解する(思考と行動)

第7回自己分析④:他者とのかかわりや自分の強みを活かす

第8回ゲストスピーカーによるキャリア講演

第9回働き方を知る(業界・職種・雇用形態)

第10回働き方を知る(業界・職種・雇用形態)

第11回職業興味に関する演習

第12回持続的キャリアプランについて

第13回キャリアアクションプランを考えよう①

第14回キャリアアクションプランを考えよう②

第15回キャリアアクションプランの発表、意見交換


教科書
授業で使用するスライドから資料を作成してテキストとします。ユニバーサルパスポートより配布します。
参考文献
必要に応じて、授業中に紹介します。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して指示するテキストを事前読み込み(15h)と自己分析のための4Shapes®受検(2h)
【復習】講義内容の理解を深め、定着させるためにテキストの読み直し(15h)リフレクションシートの作成(15h)レポート作成(2回、15h)
アクティブ・ラーニングの内容
ほぼすべての授業でグループディスカッションを行います。
成績評価の基準・方法
成績評価の基準
キャリアデザインの趣旨を理解し、キャリア理論を自身のキャリアに取り入れようと考え、目標達成に向けて学生生活、社会人生活のキャリアアクションプランを描き発表できる者に、S( 90点以上) A( 80 点以上) B (70 点以上) C( 60 点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。


成績評価の方法
①授業参加度(受講態度、ワークの取り組み姿勢)30%
②レポート(理解度、内容、文章力)50%
③レポート以外の課題(課題や発表への取り組み姿勢)20%
課題・試験結果の開示方法
リフレクションレポートは優れた内容のものを講義の中で紹介しながら講評します。
履修上の注意・履修要件

1 初回の授業に必ず出席するようにしてください。

履修定員は60名の予定です。履修定員を超えた場合は、ランダム抽選により履修者を決定します。履修登録希望者はユニバーサルパスポート抽選希望登録のところから登録をしてください。(履修登録は使いません。)
初回授業時に授業方針、詳細な授業計画、4Shapes®受検について説明しますので必ず出席してください。

2 授業形式について
原則として対面授業の予定ですが新型コロナウイルス感染拡大状況によりZOOMを使用したオンラインでの授業になる可能性もあります。どのような授業形式になろうと「キャリアデザイン入門」はほぼ毎回グループディスカッションを行います。最初は苦手と感じる学生も多いようですが授業で何度も行ううちに、次第に自分の意見を伝えるスキルも身に付きます。積極的に取り組み他者の意見を聴く姿勢で意見交換をしてください。

【オンライン授業実施時の注意点】
このように双方向のアクティブラーニング形式の授業なのでオンライン授業の場合「画像:オン、音声:ミュート」で参加してください。画像をオンにできない理由がある場合は個別に申し出て頂ければ考慮します。

3 自己分析の授業では副教材として自己分析のためのアセスメントツール「4shapes®」の受検が必須となります。(オンラインでアンケートにこたえる形式です。受検料1,100円)

授業中に何度もグループワークなどで活用しますが、この授業だけの活用にとどまらず大学生活の充実、就職活動にも役立ちますので必ず受検してください。受検の手順などは初回の授業で説明します。


※授業計画を変更することがあります。
実践的教育
該当しません
備考

【大学生活はもとより自分の人生を充実させたいと考える意欲的な学生の履修を期待しています。】

キャリアデザイン入門は就職活動対策の授業ではありません。
自分らしい生き方をしたいと考える能動的な学生の履修を期待しています。
コロナ禍により社会が大きく変革した今、自分自身をみつめなおし、キャリアを考えることで未来をデザインしていきましょう。
担当教員は民間企業での経験をもとに教育系NPOを起業した起業家です。自己の多様な経験を活かしてキャリアデザインを解説します。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。