シラバス情報

授業科目名
ミクロ経済学Ⅱ (国際商経・専門科目)
(英語名)
Microeconomics II (J) (国際商経・専門科目)
科目区分
専門教育科目
対象学生
国際商経学部
学年
カリキュラムにより異なります。
ナンバリングコード
KC9991MCA1
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
担当教員
中川 訓範
所属
国際商経学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標1
オフィスアワー・場所
水曜日・12時から13時、事前のアポイントメントによる。場所となる教室は都度指定する。
連絡先
ユニバーサルパスポートの機能を通じて行なう。

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
1◎/3◎/4〇
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】本講義ではやや進んだミクロ経済学に対する基礎的理解を深めることを目的とし、市場経済における競争の分析について講義する。【到達目標】本講義の到達目標は、市場経済における競争に関するゲーム理論を用いた分析の学習を通じて、ミクロ経済学の基礎的な考え方を習得し、市場経済を経済学的な視点から理解できるようになることである。
授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル:ミクロ経済理論
キーワード:不完全競争、不完備情報、戦略的相互作用
講義内容・授業計画
本講義ではゲーム理論を使った市場経済における競争に関する分析について概論する。
1. はじめに
2. 最適反応とナッシュ均衡
3. 支配戦略の逐次消去と価格競争
4. 展開形ゲーム
5. 情報構造
6. サブゲーム完全均衡
7. 交渉(1)
8. 交渉(2)
9. ベイジアンゲーム
10. ベイズ完全均衡
11. シグナリング
12. 寡占の数量競争
13. 繰り返しゲーム
14. 談合・カルテル
15. まとめ

教科書
梶井厚志・松井彰彦「ミクロ経済学 戦略的アプローチ」日本評論社(2000年)

参考文献
奥野正寛「ミクロ経済学」東京大学出版会(2008年)
その他の参考文献については講義の中で適宜指示する。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
講義には数学的内容が含まれる。理論経済学の学習には地道な取り組みが必要なため、講義への出席、課題の提出、必要に応じて教科書の予習及び復習が求められる。【予習】教科書の通読(20h)授業の進行に合わせて教科書の該当箇所を読み進めることを推奨する。【復習】講義と教科書の復習(50h)教科書の復習箇所は授業回ごとに通知する。講義の内容の理解の定着を図るために小テストおよびレポートを課す。小テストおよびレポートの実施はユニバーサルパスポートを通じて行なう。
アクティブ・ラーニングの内容
採用しない。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】ゲーム理論を用いたミクロ経済の分析に対する理解を問う課題を解くことできるようになった学生に単位を与える。【成績評価の方法】レポート・小テスト(50%)、定期試験(50%)を基準として総合的に評価する。到達目標の達成度に応じてSからCで成績評価をする。レポート及び小テストはユニバーサルパスポートを通じて実施する。
課題・試験結果の開示方法
ユニバーサルパスポートにて行なう。
履修上の注意・履修要件
講義には数学的内容が含まれる。当授業は、原則全ての授業を対面で実施する予定ですが、履修者人数によっては、新型コロナウィルス感染症対策として、履修者を複数の教室に分けて教室間をオンラインで繋ぐ方法や、対面授業と自宅でのオンライン授業を隔週実施する方法とする場合があり、自宅等でオンライン授業の受講を視聴できる通信環境(PC・タブレット等の端末やWi Fi環境)が必要となる場合があります。最終的な授業方法は履修登録後に決定・連絡します。
実践的教育
該当しない。
備考
特になし。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。