シラバス情報

授業科目名
経済史Ⅰ (国際商経・専門科目)
(英語名)
Economic History I (J) (国際商経・専門科目)
科目区分
専門教育科目
対象学生
国際商経学部
学年
学年指定なし
ナンバリングコード
KCCBK1MCA7
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義・演習 (Lecture/Seminar)
開講時期
2024年度前期
(Spring semester)
担当教員
大澤 篤
所属
国際商経学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標1/目標9/目標10
オフィスアワー・場所

月曜日12:00〜13:00
研究棟Ⅰ A217

連絡先

aosawa@em.u-hyogo.ac.jp


対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
1◎/3〇
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標

【講義目的】経済学を学ぶにせよ、経営学を学ぶにせよ、現実の社会経済の姿を知ることは重要である。この講義は経済史の方法・理論をふまえて、16世紀以来の世界経済の展開について歴史具体的に把握することを目的とする。
【到達目標】1)経済史の方法・基礎知識を習得すること、2)世界経済の現状について歴史的な視点から考察できるようになること、である。

授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル:世界経済史
キーワード:資本主義、工業化、企業成長
講義内容・授業計画
【講義目的】経済史の方法・理論の特徴を理解したうえで、世界経済の展開に関する歴史的特質を把握していく。基本的な論点は、1)どのように世界経済の秩序は変化したのか、2)工業化の進展と企業成長とは如何に関係するのか、である。
講義計画は以下に示す通りである。 ※授業の進捗状況等により計画に変更が生じる場合がある。

【授業計画】
1.ガイダンス 本講義の目標や概要を説明する。
2.経済史とは何か
3.経済史学の歴史
4.世界経済の発展概観
5.ヨーロッパ封建社会の動揺
6.世界システムの成立
7.イギリス産業革命
8.技術革新と労働
9.金融業の発展
10.第1次大戦前の世界経済
11.アメリカの工業化
12.第一次大戦後の国際経済秩序
13.フォードシステムと市場の組織化
14.世界恐慌と第二次大戦
15.まとめと評価
定期試験
教科書

指定なし。適宜レジュメ配布。

参考文献

アンガス・マディソン『世界経済の成長史1820〜1992年 : 199ヵ国を対象とする分析と推計 』東洋経済新報社 、2000年。

河崎信樹・奥和義『一般経済史』ミネルヴァ書房、2018年
藤瀬浩二『欧米経済史:資本主義と世界経済の発展』放送大学教育振興会、2004年。
大河内暁男『経営史講義』第二版、東京大学出版会、2001年。
そのほかの参考文献は講義中の指示する。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安

【予習】授業で配布されたレジュメを読む(毎回2h)

【復習】完成したレジュメを読み直す(毎回2h)

アクティブ・ラーニングの内容
各自必要に応じて書籍、論文等を調べ、入手し、読解する。
成績評価の基準・方法

【成績評価の基準】

経済史の方法・理論と世界経済の歴史的展開を具体的に理解し、論述できるものに単位を支給する。
知識・技能、思考力、表現力等の到達度に応じて、S(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)による成績評価のうえ単位を与える。

【成績評価の方法】

評価方法:定期試験100%。

課題・試験結果の開示方法
定期試験は授業評価アンケートの教員コメント欄に試験結果に関するコメントも記載する。
履修上の注意・履修要件
・高校卒業程度の世界史および入門レベルの経済学・経営学の知識があることが望ましい。
・テキストの予習、配布レジュメの復習等は必要であり、必要に応じて自学自習することで疑問を解消することが望ましい。
・私語等、他人の受講環境を著しく損なう行為がみられた学生には厳しい措置をとることがある。
・履修者数に応じて、講義形式および成績評価を変更することがある。
・いかなる事情があっても単位支給の救済措置はとらない。
実践的教育
該当しない。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。