シラバス情報

授業科目名
原価計算論 (国際商経・社会情報専門科目)
(英語名)
Cost Accounting (J) (国際商経・社会情報専門科目)
科目区分
専門教育科目
-
対象学生
社会情報科学部/国際商経学部
学年
カリキュラムにより異なります。
ナンバリングコード
KC9991MCA1
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
担当教員
福田 直樹
所属
社会科学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
該当なし
オフィスアワー・場所
原則として授業終了後その場で、あるいはユニバーサルパスポートのクラスプロファイル機能にて調整の上実施
連絡先
ユニバーサルパスポートのクラスプロファイルにより問い合わせること

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
1◎/3◎
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】原価計算の手順や体系、意義、問題点、および当該システムが意思決定やコスト・マネジメントに対しどのような影響を与えているのかについて学び、考察することである。
【到達目標】原価計算の領域に関して、1)理論を修得すること、2)計算の手順や体系、意義、問題点などを説明できるようになること、である。
授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル:
キーワード:原価、コスト、原価計算、実際原価計算、管理会計
講義内容・授業計画
【講義内容】原価の概念や実際原価計算の仕組みを説明した後、原価計算を取り巻く課題についても触れていくことにしたい。
【授業計画】
1 イントロダクション(原価計算の目的)
2 原価計算の意義、原価の概念①
3 原価の概念②
4 原価の費目別計算①
5 原価の費目別計算②
6 原価の費目別計算③
7 原価の費目別計算④、原価の部門別計算①
8 原価の部門別計算②
9 原価の部門別計算③、単純総合原価計算①
10 単純総合原価計算②
11 単純総合原価計算③
12 工程別総合原価計算①
13 工程別総合原価計算②、組別総合原価計算①
14 組別総合原価計算②、個別原価計算①
15 個別原価計算②、まとめ(到達度の確認)
※生成AI の利用については教員の指示に従うこと。生成AI による出力結果をそのまま課題等として提出してはいけない。生成AI による出力をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない、又は認定を取り消すことがある。
教科書
以下の初学者向けのテキストを用いる。
谷武幸編『エッセンシャル原価計算』中央経済社、2012年。
その他,必要に応じて適宜プリントを配付することもある。
参考文献
○講義と並行または履修後に読んでほしい文献
 加登豊・梶原武久『管理会計入門(第2版)』日本経済新聞社、2017年。
 加登豊・山本浩二『原価計算の知識(第2版)』日本経済新聞社、2012年。
 加登豊・李建『ケースブック コストマネジメント(第3版)』新世社、2022年。
 國部克彦・大西靖・東田明編『1からの管理会計』中央経済社、2020年。
 谷武幸『エッセンシャル管理会計(第4版)』中央経済社、2022年。
 溝口一雄『最新 例解原価計算(増補改訂版)』中央経済社、1985年。
○さらに進んだレベルで学習したい人へ薦める文献
 廣本敏郎『原価計算論(第3版)』中央経済社、2015年。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】原則として、授業に際して指示するテキストまたは講義資料の該当部分を事前に読み、課題に取り組む(30h)。
【復習】原則として、テキストまたは講義資料の該当部分を読み直し、理解の定着を図る(30h)。
アクティブ・ラーニングの内容
採用しない。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】講義目的・到達目標の到達度に基づき、国際商経学部規程又は社会情報科学部規程に従い成績評価の上、単位を付与する。
【成績評価の方法】授業中に実施する確認課題の提出状況(20%)および期末試験(80%)で評価する。
課題・試験結果の開示方法
課題は、原則として、次の授業で解説する。定期試験は、学生の求めに応じて適宜行う。
履修上の注意・履修要件
・本講義は、欠席をすると理解が困難になることが多いので、毎回出席する必要がある。特に初回は授業概要を説明するので必ず出席すること。また毎回の出席が困難であることが予め分かっている学生は、最初から履修しないこと。
・履修にあたっては、事前に簿記論を履修済みであることが望ましいが、並行学習でも特に大きな問題はない。
・本講義は、日商簿記検定試験の合格に向けて講義を進めることを第一の目的とはしていない。むしろみなさんが社会人になってからも応用が利くように、原価計算を単なる計算システムとしてよりもマネジメントの視点から理解してもらえるような講義としたい。したがって、工業簿記の内容の詳細については本講義では扱わない。
・本講義履修後は、コストマネジメント論および管理会計論を履修していくとより効果的である。
・毎回の講義では電卓を持参のこと。
・講義資料は、都度ユニバーサルパスポートを通じてのみ配付する。したがって、各自毎回の授業開始までに必ずユニバーサルパスポートを確認の上、都度アップされる資料を閲覧できる状態(プリントアウトや画面表示など)にして授業に臨むこと。
・授業中に指示した宿題や事前・事後学習はもとより、「講義内容・授業計画」に記載したテキスト等の該当箇所などについて、十分な予習・復習をして講義に出席すること。
実践的教育
該当しない。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。