シラバス情報

授業科目名
地域経済学 (国際商経・専門科目)
(英語名)
Regional Economics (J) (国際商経・専門科目)
科目区分
専門教育科目
-
対象学生
国際商経学部
学年
2年
ナンバリングコード
KCCBK2MCA1
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
担当教員
友野 哲彦
所属
国際商経学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標1/目標8/目標11
オフィスアワー・場所
講義終了後、次の講義開始までの10分・教室にて
他の時間を希望する場合はユニバーサルパスポート(クラスプロファイル)のQ&Aを使ってアポイントメントをとること。
連絡先
ユニバーサルパスポート(クラスプロファイル)のQ&Aを利用してください。

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
1◎/3◎/4〇
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】
わたしたちの住む地域経済は、さまざまな課題に直面している。たとえば、所得、失業、国際化、開発のあり方や環境問題などである。
この講義では、学生がこうした地域課題に対する理解を深めることを目的として、経済学の視点から理論的・数量的にアプローチする方法を伝授する。
【到達目標】
1)    地域経済に対する社会的関心が広がること、2)学んだ知識を地域課題の分析に適用できるようになること、が到達目標である。
授業のサブタイトル・キーワード
授業のサブタイトル:バランスの取れた地域発展
キーワード: 地域のGDP、乗数理論、経済波及効果、純現在価値、環境評価手法
講義内容・授業計画
【講義内容】
本講義では地域経済について、経済理論、数量分析手法、数値計算、映像資料やパワーポイント資料等を織り交ぜながら進められる。
また、受講生数が適度な場合、PC教室を利用したデータ分析の実習を数回程度行って実践力を養うこともある。
講義は学生の理解度を確認しながら、弾力的に進める。

【授業計画】
1.ガイダンス 本講義の目標や概要を説明する。
2.イントロダクション
3.地域経済計算
4.移出基盤アプローチ
5.ケインズアプローチ(1)
6.ケインズアプローチ(2)
7.消費関数
8.I-O分析(1部門)
9.I-O分析(2部門)
10.I-O分析(行列計算)
11.プロジェクト評価
12.環境の経済評価
13.比較優位
14.格差問題
15.まとめ・質疑応答
定期試験

生成系AIの利用:
この授業においては、生成系AIの利用について制限を設けない。
教科書
指定しない(講義ノートを板書する)
受講生数が適切であり、地域データ分析ができる場合には自作の簡易テキストを配布する。
参考文献
黒田・田淵・中村(2008)『都市と地域の経済学[新版]』有斐閣ブックス(学術情報館にあり)
佐藤泰裕(2014)『都市・地域経済学への招待状』有斐閣ストゥディア(学術情報館にあり)
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】経済ニュースを毎日チェックする(1日当たり約30分=15週で約50時間)
【復習】授業のノートを復習して定期試験に備える(10時間)
アクティブ・ラーニングの内容
採用しない
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
  地域経済に関する知識を修得した者、それを地域課題の分析に適用できる者に対して、その到達度に応じて、国際商経学部の規程に基づき評価する。
【成績評価の方法】
  定期試験100%で評価する。
課題・試験結果の開示方法
定期試験は、授業評価アンケートの教員コメント欄に試験結果に関するコメントもあわせて記載する。
履修上の注意・履修要件
・予習として経済ニュースを毎日チェックすること。
・受講生数が適度な場合、PC教室を利用してデータ分析の実習を数回程度行って実践力を養うことがあります。
実践的教育
該当しない
備考
・当授業は経済学部の地域政策と合同で講義します。
・数学(やパソコン)は、はじめからできる必要はないが、学ぶ意気込みのある学生を望む。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。