シラバス情報

授業科目名
保険論 (経営学部・国際商経学部/専門科目)
(英語名)
Insurance (J) (経営学部・国際商経学部/専門科目)
科目区分
専門教育科目
講義
対象学生
国際商経学部/経営学部
学年
2年
ナンバリングコード
KCCBK2MCA1
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
担当教員
田中 隆
所属
政策科学研究所
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標1/目標17
オフィスアワー・場所
木曜13:00〜13:45・研究棟Ⅰ A429研究室
連絡先
t-tanaka@em.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
1◎/3〇
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】本講義の目的は、多様化・巨大化するリスクへの主要なリスク処理手段である保険について、保険理論を踏まえ、保険制度等との関連から、体系的に解明することである。さらに保険理論と保険制度を踏まえた保険について知識を習得するとともに、損保における再保険や主要な保険、保険制度の現状、生命保険、第三分野の保険等についての解説から、現在の保険に関する知識を習得することである。 

【到達目標】本講義の到達目標は、リスクや保険について、保険理論・保険制度等を踏まえて、体系的・総合的な理解を可能とすることである。さらに、損害保険や生命保険等に関する解説から、現在までの保険に関する知識について、適切な水準で獲得することである。
授業のサブタイトル・キーワード
キーワード:保険、リスク、リスクマネジメント
講義内容・授業計画
【講義内容】
本講義では、リスクと保険全般に関する理論について講義を行い、保険制度や保険会社の企業形態等について解説を行う。また損害保険における再保険、自動車保険、生命保険と生命保険商品、第三分野の保険等について解説を行う。また下記のように、外部講師による損害保険、生命保険・生活保障に関する講義を予定している。
なお、講義形式で授業を行う。不定期に出席をとる。

【授業計画】
第1回:ガイダンス(講義計画、成績評価基準等の説明)、リスクと社会
第2回:リスクについて 
第3回:保険の歴史と特徴 
第4回:保険技術と保険経営:保険の技術的仕組み、保険リスク、保険経営において等
第5回:保険サービスとその特質に関して:保険販売における特性、情報の非対称性等に関して
第6回:保険の分類について
第7回:保険契約について:損害保険、生命保険、消費者に関する観点から
第8回:損害保険における再保険について
第9回:中間試験、損害保険における主要な保険(自動車保険を中心に)
第10回:外部講師による損害保険、生命保険・生活保障に関する講義(予定)
第11回:現在における保険制度:現在までの動向から近年の動向を加えて
第12回:保険会社における金融:生命保険会社を中心に
第13回:保険会社の企業形態等と保険経営:相互会社、近年動向、ロイズ等
第14回:生命保険と主要な生命保険商品:従来的な生保商品から近年の動向等を加えて
第15回:第三分野等の保険:医療保険、傷害保険等
第16回:評価(到達度の確認)
教科書
テキストは使用せずに、それに準ずるプリントを配付する予定である。
参考文献
授業において、その文献・資料が学術情報館にあるのかも含めて、随時指示する。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業の準備として、事前配布資料等の確認、前回講義資料の読み直し等(20h)。
【復習】授業後の確認として、講義後の資料等の読み直し、ノート整理等(20h)。
アクティブ・ラーニングの内容
講義中に学生に問いを投げかける等、コミュニケーションを通じて、学生が当該科目に関連する諸問題に向き合うことを支援する。
学生とのコミュニケーションを通じて、物事を論理的・多面的・客観的に捉えることができるようにする。

成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
本講義の内容を理解し、正確で論理的に記述・説明ができる者に単位を授与する。
評価基準については、以下の通りである。
S. 非常に高い専門的知識の習得や関連する思考力を、中間試験・定期試験等で示す。
A. 高い専門的知識の習得や関連する思考力を、中間試験・定期試験等で示す。
B. 平均的な専門的知識の習得や関連する思考力を、中間試験・定期試験等で示す。
C. 最低限の専門的知識の習得や関連する思考力を、中間試験・定期試験等で示す。

【成績評価の方法】
平常点(含受講態度、積極的な質問等)10%、中間試験40%、定期試験50%を基準とし、総合的に評価する。
課題・試験結果の開示方法
中間試験や定期試験等について、授業評価アンケートの教員コメント欄に試験結果に関するコメントもあわせて記載する。
履修上の注意・履修要件
本講義の担当教員の研究領域は保険論・リスクマネジメント論であり、本講義は、担当教員の専門分野であるリスクマネジメント論の基礎理論やその関連領域を、学部専門基礎レベルの科目として開講するものである。

授業では、講義を聴きつつ、配付資料を見ながらノートを採る作業等がある。
授業中は私語を慎み、他の受講生の迷惑にならないようにすること。質問等の際には、授業後やオフィスアワーを積極的に活用して、行うこと。

授業は原則として対面で実施する。

実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。