シラバス情報

授業科目名
財務情報分析論 (経営・国商・社情/専門科目)
(英語名)
Financial Analysis (J) (経営・国商・社情/専門科目)
科目区分
専門教育科目
対象学生
国際商経学部
学年
カリキュラムにより異なります。
ナンバリングコード
KC9992MCA1
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
担当教員
辻川 尚起
所属
国際商経学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
該当なし
オフィスアワー・場所
講義後・研究室(研Ⅰ-203)
念のため,アポイントメント(会う約束)を事前にとってください。
連絡先
naotujiあっとまーくbiz.u-hyogo.ac.jp(あっとまーくを@に変換して下さい)。
ユニバーサルパスポートのQ&A機能を利用しての質問には対応しませんので,注意してください。

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
1◎/3◎
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
■講義目的
本講義の目的は,個々の財務諸表内の数値のほか,財務諸表間の数値の関係性を読み解くことで,安全性,収益性,効率性,成長性,企業価値などを分析および評価する方法を学ぶことです。理解しやすい事例を多数用いながら,ビジネスやマネジメントを「数字で見える化」し,読み解いて活用する力を養いましょう。

■到達目標
また,例えば,有名ハンバーガー・チェーンやカフェ・チェーンの経営戦略の評価,アパレル業や化粧品企業の特性,安心できる銀行の見つけ方,気になる会社の株価水準,就職したい会社のブランド価値などを,会計データを用いて分析する手法を知識として学習し,応用するというのが,到達目標です。
授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル:財務諸表分析と企業価値評価
キーワード:財務諸表分析,収益性分析,安全性分析,効率性分析,企業価値評価,会計情報と株式価値
講義内容・授業計画
■講義内容
講義目的に基づき,下記のように実施する。まず,はじめに財務諸表分析の基礎的な概念整理を行う。つづいて,安全性,収益性,効率性,キャッシュ・フロー,成長性,CVPの各分析手法を学ぶ。その後,企業価値と証券市場に関する関係をまなび,最後にBSC(バランスト・スコアカード)を概説する。

■授業計画
第1回 ガイダンス -企業分析とは何か-
第2回 財務諸表分析の基礎
第3回 安全性分析(1)
第4回 安全性分析(2)
第5回 収益性分析(1)
第6回 収益性分析(2)
第7回 効率性分析(1)
第8回 効率性分析(2)
第9回 キャッシュ・フロー分析(1)
第10回 キャッシュ・フロー分析(2)
第11回 成長性分析
第12回 CVP分析(1)
第13回 CVP分析(2)
第14回 企業価値と株式投資
第15回 バランスト・スコアカード
第16回 評価 

講義方法は,いわゆる講義形式で行います。出席はとりません。

※生成系AIの利用に関する注意
レポート作成に関して,学生本人が自らのデータ入力・思考・分析して作成することを前提としているため,生成系 AIのみを用いて作成することはできません。
教科書
テキストは使用しません。自習したい人は下記の参考書等を利用してください。
参考文献
以下の文献について,講義開講時点での最新版を用いてください。
桜井久勝[2020]『財務諸表分析 第8版』中央経済社。 (旧版: 学術情報館所収)
乙政正太[2019]『財務諸表分析 第3版』同文舘出版。 (旧版: 学術情報館所収)
伊藤邦雄[2021]『企業価値経営』日本経済新聞社。
松田修一[2006]『ビジネス・ゼミナール 会社の読み方』日本経済新聞社。 (学術情報館所収)
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
2単位の講義の単位を取得するために,2時間×15回の講義に加えて,事前予習30時間(2時間×15回),事後復習30時間(2時間×15回)の授業時間外学習が必要です。
アクティブ・ラーニングの内容
採用しない
成績評価の基準・方法
原則として,レポート(50点),期末試験(50点)を総合して判定します。
なお,成績評価に関しては,この講義に対する下記のような理解度を目安とします。
(S・秀)講義内容を網羅的に適切に理解し,発展的・実践的に活用することができる。
(A・優)講義内容のうち,基礎的・応用的な事項の理解ができており,活用することができる。
(B・良)講義内容のうち,基礎的・応用的な事項の理解がおおむねできている。
(C・可)講義内容のうち,基礎的な事項の理解がおおむねできている。
課題・試験結果の開示方法
課題の意図,採点基準を事前に明確に示し,事後に模範解答例を提示する。
履修上の注意・履修要件
会計学入門の内容を理解していることを前提に講義します。
実践的教育
該当しない
備考
オフィス・アワーは研究室で対応しますが,所用で席を外している場合もあるため,アポイントメント(会う約束)を事前にとってください。質問・相談などがあれば遠慮なくお気軽に。
担当教員は,この科目と関連する会計学(財務会計)を専門研究領域としている。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。