シラバス情報

授業科目名
統計的意思決定論 (国際商経・専門科目)
(英語名)
Statistical Decision Making (J) (国際商経・専門科目)
科目区分
専門教育科目
対象学生
国際商経学部
学年
2年
ナンバリングコード
KCCBK2MCA1
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
担当教員
貝瀬 徹
所属
社会科学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標9
オフィスアワー・場所
適宜、研究室にて(要予約)
連絡先
kaise@mba.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
1◎/3◎
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
統計的意思決定に関する基本を体系的に理解し、実際の統計データに基づいて解析および意思決定ができる能力を養う。具体的には、確率と推定の概念を明確に理解し、経済・経営に関する統計的意思決定の基礎と応用に関する理解を深める。また、EXCELおよびRを用いたコンピュータによる解析の方法論を身に付ける。
授業のサブタイトル・キーワード
講義内容・授業計画
Ⅰ講義内容
統計的意思決定の基本的な内容とする。

Ⅱ授業計画

以下の各項目を授業で行う。

 1.EXCELとRの概要
 2.確率の概念、定義、定理
 3.確率変数、確率分布
 4.二項分布とポアソン分布
 5.正規分布とその他の分布
 6.回帰モデル
 7.最尤推定とベイズ推定
 8.ポートフォリオの決定
 9.確率過程とAR、ARMAモデル
 10.  ボラティリティの推定
 11.  オプションと価格理論
 12.  意思決定のシミュレーション
 13.  機械学習
 14.  テキスト・マイニング
 15.  ゲーム理論
 16.  評価(到達度の確認)
教科書
授業中に指示をする。
参考文献
授業中に指示をする。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
テキストおよび資料の事前学習による予習60h, 宿題および課題の事後学習による復習60h
アクティブ・ラーニングの内容
ディスカッションを通じてのグループワーキングにおいて統計的意思決定の理解を深める。
成績評価の基準・方法
講義目的・到達目標の到達度に基づき、国際商経学部規程に従い成績評価の上、単位を付与する。
課題・試験結果の開示方法
授業中に行う。
履修上の注意・履修要件
統計学を既に履修していることが望ましい。
EXCELおよびRを用いるため、コンピュータの基本操作を習得していることが望ましい。
実践的教育
該当しない。
備考
機械学習及びベイズ推論を用いたファイナンス関連の応用事例を扱うが、本講義では積み重ねによる統計的意思決定の理解を目標とする。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。