教員名 : 兒山 真也
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授業科目名
経営学特殊講義(A) 物流産業論(国際商経・専門応用科目)
(英語名)
Special Topics 物流産業論(国際商経・専門応用科目)
科目区分
専門教育科目
−
対象学生
国際商経学部
学年
2年
ナンバリングコード
KCCBK2MCA1
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
担当教員
兒山 真也、日本マテリアル・ハンドリング協会
所属
国際商経学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標8/目標9
オフィスアワー・場所
授業終了後、教室にて
連絡先
koyama@em.u-hyogo.ac.jp
対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
1◎/3〇
研究科DP
ー
全学DP
ー
教職課程の学修目標
ー
講義目的・到達目標
【講義目的】企業経営にとって、大きな関心事となっている「物流・ロジスティクス」を基礎から始めて、先進的な企業の実例を踏まえて紹介することにより、これらに関する知識・技能、思考力、判断力を身に付け、キャリア形成の可能性について学生自身が考え、説明できるようにする。
【到達目標】「物流・ロジスティクス」の基礎知識を身に付けることにより、企業入社時に必要な「物流・ロジスティクス」の理解を深め、視野を拡げ、それを表現できるようにする。 授業のサブタイトル・キーワード
キーワード:物流、ロジスティクス、マテリアル・ハンドリング(MH)、ユニットロードシステム、搬送、輸送、保管、荷役、包装、流通加工
講義内容・授業計画
【講義内容】
最初に物流業・マテリアルハンドリグ(MH)業について概説し、次いで物流の概念やシステムを概観し、物流を構成する諸機能について先進的な企業の実例を踏まえて解説するとともに、その問題点や解決の方法を講述する。 【授業計画】 1 オリエンテーション(カツヤマキカイ株式会社)(4/10) 物流業・MH業の産業概論(株式会社ダイフク)(4/10) 2 物流の概念と物流管理(J-SCIコンサルティング)(4/10) 3 物流システム管理(YKK AP株式会社)(4/24) 4 物流サービス管理(YKK AP株式会社)(4/24) 5 在庫管理・物流コスト管理((元)本田技研工業株式会社)(5/8) 6 包装の基礎(親和パッケージ株式会社)(5/8) 7 ユニットロードシステム(日本パレットレンタル株式会社)(5/22) 8 Amazonのイノベーションを支えるフルフィルメントセンター(アマゾンジャパン合同会社)(5/22) 9 保管概論と物流システム事例(村田機械株式会社)(6/5) 10 搬送概論と物流システム事例(伊東電機株式会社)(6/5) 11 輸送(山九株式会社)(6/19) 12 輸配送システム(山九株式会社)(6/19) 13 経営課題としての物流最適化(株式会社ジェイアール東日本物流)(7/3) 14 次世代型大規模物流センター「Xフロンティア」を活用した物流サービスの紹介(佐川グローバルロジスティクス株式会社)(7/3) 15 まとめ・終講・物流企業紹介(各社)(7/17・3限のみ) 定期試験 ※変則日程(隔週水曜、2コマ連続)なので注意すること。 ※パソコンの利用:毎回、講義資料を電子ファイルで配布する予定。パソコン、タブレット等、画面が十分な大きさの端末を毎回持参することが望ましい。 ※生成系AI の利用:この授業においては生成AI の利用を予定していないが、学生が利用する場合には参考文献が実在するかなど事実確認を必ず行うこと。 教科書
各講義で配布する資料を主教材とする。
参考文献
中央職業能力開発協会編 (2017) 『ロジスティクス管理3級 第3版』社会保険研究所
中央職業能力開発協会編 (2017) 『ロジスティクス・オペレーション3級 第3版』社会保険研究所 李瑞雪・安藤康行編著 (2022)『業界別物流管理とSCMの実践』ミネルヴァ書房 事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して事前配布する教材の事前読み込み(15h)
【復習】講義内容の理解を深め定着させるために教材を読み直し(15h)、講義内容に関連する文献の収集と読み込み(30h) アクティブ・ラーニングの内容
採用しない(実務経験が豊富な各講師への質問の機会はある)。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
物流・ロジスティクスを理解し、これからの物流の課題とその解決等について論じられる者については、講義目的・到達目標に記載する能力(知識・技能、思考力、判断力、表現力等)の到達度に基づき、S(90点以上)、A(80 点以上)、B(70 点以上)、C(60 点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。 【成績評価の方法】 ①授業参加10% ※授業での発言などを考慮 ②リアクションペーパー60% ③期末試験(定期試験期間中) 30% 課題・試験結果の開示方法
リアクションペーパーは、ユニバーサルパスポートのクラスプロファイル機能を使って解答例を提示する。
定期試験は、授業評価アンケートの教員コメント欄に試験結果に関するコメントもあわせて記載する。 履修上の注意・履修要件
授業の予習、復習のみならず、中央職業能力開発協会が実施する3級の試験にも、是非挑戦してください。
授業中に指示した宿題や事前・事後学習はもとより、「講義内容・授業計画」に記載したテキスト等の該当箇所などについて、十分な予習・復習をして講義に出席すること。 実践的教育
「物流・ロジスティクス」に関する実務経験が豊富な講師(日本マテリアル・ハンドリング協会加盟の専門家)が、先進的な企業の実例を踏まえて実施することから、実務経験のある教員による実践的教育に該当する。
備考
国際商経学部・社会イノベーションプログラムの特殊講義である。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
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