シラバス情報

授業科目名
プロジェクトゼミナールⅡ
(英語名)
Project Seminar II (J)
科目区分
専門教育科目
対象学生
国際商経学部
学年
2年
ナンバリングコード
KCCBK2MCA3
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
演習 (Seminar)
開講時期
2024年度前期
担当教員
森谷 義哉
所属
国際商経学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標2/目標11/目標12
オフィスアワー・場所
木曜日/昼休み(12:10-13:00)/教員研究室
連絡先
メールアドレス

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
1◎/3◎/4◎
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】
いついかなるときでも、自ら課題を発見し、その課題を自ら解決しようとする力は重要である。このゼミナールでは、地域の抱える課題について知り、その解決策を考え、地域の方々と実行するという一連の活動を通じて、さまざまな知識を身につけるとともに、自主的に学習する方法も学ぶ(Project-Based Learningでの学修)ことを目的とする。
【到達目標】
  1. 主体的に知識を身につける方法を修得する。
  2. グループで活動し、グループとしての学習成果を発表することができる。
  3. 地域の課題を理解し、具体的な解決策を提案し、それを実行することができる。
授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル:神戸市の問題を理解し、その解決策を提案し、実行する。
キーワード:SDGs、フードロス、コンポスト、ごみ問題、地域でのコミュニケーション問題
講義内容・授業計画
【講義内容】
「社会問題の解決」プロジェクトでは、地域の課題に取り組みながら、経済学や経営学の理論的知識、グループでの学習成果をまとめる方法、論理的に解決策を提案する方法を学ぶ。
今年度は、神戸市とネスレ日本株式会社が連携して取り組んでいる「ごみ問題」と「地域でのコミュニケーション問題」に関するプロジェクトに参加する。プロジェクトゼミナールⅠとⅡを通じて、これらの2つの問題の現状と課題について学習した上で、単体の問題としてそれぞれの解決策を考えるのではなく、2つの問題を組み合わせることによって持続可能な社会に向けた解決策を考え、実行する。
プロジェクトゼミナールⅡでは、プロジェクトゼミナールⅠで提案した解決策を調整して、PDCA(Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Act(改善))を繰り返すことで、地域課題への理解を深めるとともに、解決策を実行する。
【授業計画】
  1. ガイダンス
  2. アイデアの調整(1)
  3. アイデアの調整(2)
  4. アイデアの調整(3)
  5. アイデアの調整(4)
  6. 解決策の実施へ向けての準備(1)
  7. 解決策の実施へ向けての準備(2)
  8. 解決策の実施へ向けての準備(3)
  9. 解決策の実施へ向けての準備(4)
  10. 解決策の実施(1)
  11. 解決昨の実施(2)
  12. 最終プレゼンテーションの準備
  13. 最終プレゼンテーション
  14. 振り返り(1) 解決策の総括
  15. 振り返り(2) 次期プロジェクトゼミナールⅠへの引き継ぎ
※学外関係者との調整結果によって、順番や内容が変更される可能性がある。
※パソコンの利用:原則として、毎回使用する。
教科書
プリント資料を配布する。
参考文献
受講者と相談の上、適宜指示する。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【事前学習】
  1. 講義内容を把握して授業に臨めるように、プリント資料や参考文献を読み込む(15h)
  2. 次回の授業に向けて、必要な情報を収集し、自分の意見をまとめる(15h)
【事後学習】
  1. 講義内容の理解を深め、かつ定着させるために、プリント資料や参考文献を読み直す(15h)
  2. レポートを作成したり、授業で出された作業を行ったりする(15h)
アクティブ・ラーニングの内容
  1. 質問に対して、教員と学外関係者と学生間、または学生間のディスカッションを行う。
  2. 4〜6人程度のグループに分け、グループ単位でのディスカッションやプレゼンテーションを行う。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
自ら課題を発見し、解決し、発表しようとすることができる者については、講義目的・到達目標に記載する能力(知識・技能、思考力、判断力、表現力等)の到達度に基づき、S(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)による成績評価の上、単位を付与する。
【成績評価の方法】
以下の2項目を基準として、演習に対する受講態度(発表・質問・ディスカッション)を含めて総合的に評価する。
  1. プロジェクトへの貢献度(積極的な参加姿勢):50%
  2. プロジェクトでの成果物(発表資料等):50%
課題・試験結果の開示方法
レポート(課題)は、次回の授業で優れたものを紹介しながら講評する。
履修上の注意・履修要件
【履修上の注意】
  1. プロジェクトゼミナールⅠと連続して受講することを前提に授業が計画されている。
  2. 木曜日の5時限以降または木曜日以外に活動することがある(学外の施設の見学、イベントの実施等)。
  3. 遅刻や欠席は厳禁である(担当教員と連絡をしっかり取ること)。
【履修要件】
  1. 「プロジェクトゼミナールⅠ」の単位を修得していること。
実践的教育
プロジェクトゼミナールⅠ、Ⅱを通じて、神戸市とネスレ日本が連携して取り組んでいるプロジェクトに参加する。
このゼミナールでは、最初に、神戸市の抱える「ごみ問題」と「地域でのコミュニケーション問題」について理解する。次に、問題を抱える現場を実際に見学することによって、そこで得られる情報や意見を取り入れながら解決策を考えて、実行する。毎回のプレゼンテーションは、神戸市やネスレ日本等の学外の方々から評価されるので、理解を深めるとともに、解決策を改善することができる。以上のように、プロジェクトの準備から実施までの一連の過程を経験することによって、地域課題を深く理解するとともに、実行力を身につけることができる。
備考
担当教員の専門分野は数理統計学であり、このゼミナールでは必要に応じて統計学の知識やスキルを説明する。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。