シラバス情報

授業科目名
研究ゼミナールⅠ
(英語名)
Research Seminar Ⅰ(J)
科目区分
専門教育科目
対象学生
国際商経学部
学年
2年
ナンバリングコード
KCCBK2MCA3
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
演習 (Seminar)
開講時期
2024年度後期
担当教員
土田 俊也
所属
社会科学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
該当なし
オフィスアワー・場所
時間:金曜日・昼休み
場所:研究室(研究棟Ⅰ A-417)
連絡先
t-tutida@acs.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
1◎/3◎
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
財務会計の基礎的知識の習得を目標にする。あわせて、グループワークやディスカッション等を通じて、コミュニケーション力の向上を図りたい。
授業のサブタイトル・キーワード
キーワード:財務諸表、会計基準
講義内容・授業計画
財務会計に関する基本書を輪読することを通じて、会計に関する基礎概念や重要な考え方などを修得することを目標にする。その際、理論的な基礎を身に付けることはもちろんであるが、企業における会計の実例に触れるなど、実践的な内容も取り入れ、公認会計士等の志望者と、企業への就職希望者のどちらにも有益な演習にしていきたい。
また、今後の就職活動も意識して、グループディスカッションのような、全員が発言し、討論をするような時間も設けたいと考えている。
ゼミは、他人の話を聞き、考え、発言することを通じて、コミュニケーション力を向上させることができる、大学では数少ない場である。そのため、ゼミに積極的に関わる姿勢がなければ、得られるものは少ない。よって、会計に関心があることはもちろんであるが、積極的な姿勢でゼミに参加しようとする学生を期待する。
教科書
受講者と相談のうえ決定するが、次のような文献を考えている。
桜井久勝『財務会計の重要論点』税務経理協会、2019年。
田中建二『財務会計入門(第6版)』中央経済社、2021年。
参考文献
桜井久勝『財務会計講義(第24版)』中央経済社、2023年。 
伊藤邦雄『新・現代会計入門(第5版)』日本経済新聞出版、2022年。 
その他、適宜紹介する。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
(予習)授業の準備として、文献の講読(計30h)
(復習)授業における議論の振り返りと、文献を読み直すことによる論点整理。(計30h)
アクティブ・ラーニングの内容
学生間のディスカッションを通じて、自らの興味・関心を深めることを支援する。
成績評価の基準・方法
出席を前提として、議論への参加状況40%、発表の内容40%、およびレポート20%で評価する。
課題・試験結果の開示方法
課題については授業の中で説明する。成績については、学生の求めに応じて適宜行う。
履修上の注意・履修要件
最低でも簿記3級レベルの知識があることが望ましいが、これから会計学の学習にチャレンジしようという意欲をより重視する。したがって、現時点で簿記・会計の知識に不安がある学生であっても、ゼミでの発表に全力で取り組み、積極的な発言ができるのであれば、全く問題ないと考えている。
また、公認会計士、税理士等の会計専門職を目指している学生ももちろん歓迎であり、学習面でゼミをリードしてくれることを期待している。ただし、専門学校等の授業に出席することを理由にゼミを欠席することは認められない。
実践的教育
該当しない。
備考
より具体的な内容については、受講者と相談のうえ、決定したい。積極的な提案は歓迎する。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。