教員名 : 伊藤 国彦
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授業科目名
研究ゼミナールⅡ
(英語名)
Research Seminar II (J)
科目区分
専門教育科目
ー
対象学生
国際商経学部
学年
3年
ナンバリングコード
KCCBK3MCA3
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
演習 (Seminar)
開講時期
2024年度前期
担当教員
伊藤 国彦
所属
国際商経学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標8/目標9
オフィスアワー・場所
火曜日12:30〜12:50
研究室 研究棟ⅠA208 連絡先
itok@em.u-hyogo.ac.jp
対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
1◎/3◎/4◎
研究科DP
ー
全学DP
ー
教職課程の学修目標
ー
講義目的・到達目標
このゼミナールでは、ゼミ生同士のコミュニケーションを通じて、金融・ファイナンスの理論と分析手法を学習する。身に付けた分析手法は経済や経営にも役立つ。
【講義目的】ポートフォリオ理論を学ぶこと、回帰分析と時系列分析を理解すること、実際のデータについてExcelやPythonを用いた分析手法を身に付けることである。 【到達目標】①ポートフォリオ理論を適用できること、②ExcelとPythonで回帰分析や時系列分析ができること、③回帰分析や時系列の分析結果を解釈できることである。 授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル:研究ゼミナールⅢおよび卒業研究の土台となる知識と分析能力を養う習
キーワード:ポートフォリオ理論、回帰分析、時系列分析、Pythonのライブラリー 講義内容・授業計画
<講義内容>
金融市場に関する知識と理論は、必要に応じてみんなで調べる。回帰分析と時系列分析に関する理論の理解は、テキストや論文の輪読を行う。毎回、報告者を決めて報告してもらい、分からないところをみんなで理解する。ExcelやPythonで、データを用いて回帰分析と時系列分析の実習を行う。 <講義計画> 1.『東京大学のデータサイエンティスト育成講座(DS講座)』でのPython実習その1 2.統計学テキスト第5章 二元確率分布と相関 その1 3.統計学テキスト第5章 二元確率分布と相関 その2 4.DS講座でのPython実習その2 5.統計的推定その1 プリント 6.統計的推定その2 プリント 7.統計的検定その1 プリント 8.統計的検定その2 プリント 9.DS講座でのPython実習その3 10.回帰分析 プリント 11.重回帰分析、Excelでの回帰分析の実践 プリント 12. Pythonでの回帰分析の実践 DS講座 13.時系列データの特性 プリント 14.時系列分析 プリント 15.Pythonによる時系列データ処理 プリント ゼミ生の理解度に応じて、講義計画を調整する。 パソコンの利用:毎回持参する この授業においては、生成系AIの利用について制限を設けない。活用してみて、その有用性や問題点を自ら見つけ出して欲しい。 教科書
1)若林公子著,『金融市場のための統計学』,金融財政事情研究会.(2年次に購入済み)
2)塚本・山田・大澤,『東京大学のデータサイエンティスト育成講座』,マイナビ.(生協で共同購入する。) 3)必要に応じてプリントを配布する。 参考文献
a)BellCarve統計WEBの「統計の時間」(https://bellcurve.jp/statistics/course/)
b)市川博也,『応用経済学のための時系列分析』,朝倉書店. c)島田直希,『Advanced Python 1 時系列解析』,共立出版. 第1,2章 その他、授業の中で紹介する。 事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】統計学については事前にテキストや補足プリントを読んで、理解できない箇所をはっきりさせておく。Pythonは配布する学習スケジュールに沿って自習する。(1回の授業当たり2時間)
【復習】授業後にもう一度テキストやノートを見直して、授業の内容をしっかりと定着させる。また、Pythonに関してはエラーなど解決した点をおさらいしておく。(1回の授業当たり2時間) アクティブ・ラーニングの内容
ゼミでは、お互いに教え合うことが基本である。これらは授業への参加姿勢として成績評価の対象とする。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】ポートフォリオ理論を理解し分析に適用できること、ExcelやPythonで回帰分析や時系列を行い、分析結果を適切に解釈できること、積極的にゼミでのディスカッションに参加した学生に単位を与える。その到達目標の達成度に応じてSからCで成績評価をする。
【成績評価の方法】ゼミへの参加姿勢40点(40%)、Python学習30点(30%)、データ分析と結果の解釈30点(30%)の合計100点(100%)である。到達目標にあげた4つの点の達成度に応じてSからCで評価する。 課題・試験結果の開示方法
課題に対してはその都度アドバイスする。
履修上の注意・履修要件
・2年次〜4年次で、国際金融論を必ず受講すること。
実践的教育
該当しない。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
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