シラバス情報

授業科目名
研究ゼミナールⅢ
(英語名)
Research Seminar III (J)
科目区分
専門教育科目
対象学生
国際商経学部
学年
3年
ナンバリングコード
KCCBK3MCA3
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
演習 (Seminar)
開講時期
2024年度後期
担当教員
小宮 一高
所属
国際商経学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
該当なし
オフィスアワー・場所
適宜、教員研究室にておこなう。メールでアポイントを取ること。
連絡先
komiya@em.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
1◎/3◎/4◎
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】
この演習の目的は、マーケティングの視点から製品やサービスをとらえ、その特徴を分析できるようになること、また、マーケティングの知識を用いて、実際に価値ある製品・サービスの企画提案ができることです。マーケティングを深く学び、実際に活用できる知識・能力を獲得することに重点をおきます。
【到達目標】この演習の到達目標は、以下の3点です。①マーケティングとは何か、という点を深く理解し、マーケティングの視点から製品・サービスを分析することができる、②マーケティング・リサーチの主要な手法(インタビュー、サーベイ)を用いたデータの収集、分析ができる、③マーケティングの知識を用いて、実際に価値ある製品・サービスの企画提案ができる


授業のサブタイトル・キーワード
キーワード:マーケティング、マーケティング・マネジメント、企画提案、マーケティング・リサーチ、プレゼンテーション
講義内容・授業計画
【講義内容】
この演習のテーマはマーケティングです。研究ゼミナールⅢでは、協力企業のマーケティング問題を解決するための企画提案をおこないます。協力企業としては日本全体や世界をマーケットとするような大手企業を選び、国やグローバルな観点でのマーケティング問題を扱います。また、他大学の学生も同じ課題に取り組み、協力企業のマーケターの前でコンペティション形式で企画を発表します。なお、教養的な知識を深めるために、マーケティングや経営学とは異なる分野の文献を読み、それについてレポートやディスカッションをおこなうことも予定しています。

【授業計画】
演習は大きく4つの部分からなります。
・イントロダクション(第1回):演習内容の概略等について説明します
・研究ゼミナールⅠⅡの内容確認(第2〜3回):これまでの学習内容を振り返り、以降の演習活動の基盤とします。特に、リサーチ手法について改めて確認します。
・協力企業のマーケティング課題への企画提案(コンペティション形式)(第4〜13回):協力企業のマーケティング課題に対する企画提案を、他大学のマーケティングのゼミと共同でおこないます。活動はチームでおこないます。これまでに学んだマーケティング・リサーチの手法を駆使し、データに基づいた提案をします。
・企画発表会、研究ゼミナールのまとめ(第14〜15回):協力企業に対してコンペティション形式の企画提案をおこないます。最後に研究ゼミナールでの学習内容を振り返ります。

教科書
必要な文献・資料を適宜、指示します。
参考文献
高嶋克義・桑原秀史著(2008)『現代マーケティング論』有斐閣。
森岡毅(2016)『USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門』角川書店。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業の準備として、演習内容に関わるレポートを作成することがあります(10h)。
【チーム課題】与えられたチーム課題に対して、演習時間外の活動で作業を進めてもらうことを想定しています(50h)。
上記に加えて、春休み期間にもレポート課題が課されます。

アクティブ・ラーニングの内容
マーケティングは実践的な学問です。特に企業と連携した取り組みの際には、企業が抱えるマーケティング課題への解決策を提案してもらいます。主体的に課題を捉え、アイディを出し、リサーチし、企画案としてまとめ、プレゼンテーションを行う、という一連の活動を行ってもらいます。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】講義目的・到達目標に記載する能力の到達度に基づき、S(90点以上)、A(80 点以上)、B(70 点以上)、C(60 点以上)による成績評価のうえ、単位を付与します。
【成績評価の方法】チーム活動の評価(チームメンバーが相互に活動への貢献を評価します)(70%)、レポート等の提出物の評価(30%)で、によって評価します。
課題・試験結果の開示方法
授業中におこないます。
履修上の注意・履修要件
【履修する上での注意点】
この研究ゼミナールでは、多くの活動をグループでおこないます。ゼミナールの時間外で作業してもらうことも多くなりますので、これらのプロジェクトが多忙となる一定期間は演習活動を優先できることが必要です。
実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。