シラバス情報

授業科目名
経済データ概論 (社会情報・専門科目)
(英語名)
Introduction to Economic Data Analysis (社会情報・専門科目)
科目区分
専門基礎科目(専門関連科目)
対象学生
社会情報科学部
学年
2年
ナンバリングコード
KCJBS2MCA1
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
担当教員
木村 真
所属
社会情報科学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標1/目標8/目標10
オフィスアワー・場所
授業終了後(30分程度)・教員研究室
連絡先
s-kimura@sis.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
1◎/3〇
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】
将来的に経済データを扱おうとする学生にとって経済に関する基礎知識は不可欠であり、その原理に関する経済学の基礎を理解することはきわめて重要である。本講義では、経済を把握し、分析するために必要な経済統計・ミクロ経済学・マクロ経済学・計量経済学の基礎を理解することを目的とする。
【到達目標】
1.経済データの基礎的な扱いが正しくできるようになること。
2.より専門的な領域の経済学を学ぶ際の基礎知識について答えられること。
授業のサブタイトル・キーワード
講義内容・授業計画
【講義内容】
本講義では、まず統計調査や経済データの基礎知識、需要と供給、フローとストック、国内総生産(GDP)、経済循環など経済を把握するための基礎的な概念を解説する。その後、ミクロ経済学とマクロ経済学の基本を、経済モデルの考え方とデータによる実証分析を交えながら解説する。
【授業計画】
  1. 統計調査に関する基礎知識
  2. 経済データに関する基礎知識
  3. 経済を理解するのに重要な概念
  4. 経済の基本構造
  5. GDPと三面等価
  6. 産業連関表
  7. 産業連関分析
  8. 企業のデータ(財務諸表)
  9. 企業の行動モデル1(費用関数によるアプローチ)
  10. 企業の行動モデル2(生産関数によるアプローチ)
  11. 家計の行動モデル1(基本)
  12. 家計の行動モデル2(発展)
  13. 市場均衡と厚生評価
  14. 日本経済の動向
  15. まとめ
教科書
事前に配布する教材を使用する。
参考文献
「ミクロ経済学」、「マクロ経済学」、「計量経済学」の経済学のテキストで各自理解しやすいものを選ぶこと。(不明な場合などは相談すること)
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】事前に配布する教材の読み込み(1回あたり0.5時間)
【復習】教材の復習、課題への取り組み(1回あたり3.5時間)
アクティブ・ラーニングの内容
採用しない。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
経済学の基礎を理解し、経済データの基礎的な扱いが正しくできる者に対し、講義目的・到達目標に記載する内容の到達度に基づき、S(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。
【成績評価の方法】
授業内容を復習するために毎回出す課題(30%)、期末試験(70%)を基準として評価する。
課題・試験結果の開示方法
期中の提出課題については,講評し,模範解答として紹介する場合がある.
期末試験については,評価について質問があった場合に,個別に対応する.
履修上の注意・履修要件
≪生成AIの利用について≫

レポート、小論文、学位論文等については、学生本人が作成することを前提としているため、生成系AIのみを用いて作成することはできません。



実践的教育
該当しない。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。