シラバス情報

授業科目名
情報倫理と法 (社会情報・専門科目)
(英語名)
Information Ethics and Law (社会情報・専門科目)
科目区分
専門基礎科目(専門関連科目)

対象学生
社会情報科学部
学年
2年
ナンバリングコード
KCJBS2MCA1
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
担当教員
笹嶋 宗彦、中田 欽也
所属
情報科学研究科・社会情報科学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標9
オフィスアワー・場所
講義後
情報科学研究棟410研究室
連絡先
sasajima@sis.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
3◎/1〇
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
講義目的
本科目では、データを取り巻く倫理規範や法について講義します。加えて今後の職業選択にも役立つよう、企業についての基礎知識や現況を学びます。
到達目標
情報に携わる個人が持つべき情報倫理や健全な職業観を説明できるようになること。
現在の産業界を概観し、社会人として必要な基礎知識を説明できるようになること。
授業のサブタイトル・キーワード
講義内容・授業計画
講義内容
講師の住友電工グループでの40年以上の実務経験(プログラマーSE企画営業役員、ここ10年は人事総務部門の責任者)を活かし、事例を中心にしたわかり易く、かつ「社会人になって役立つ実践的授業」を行います。具体的には、下記授業計画の内容を、実際の企業で起きた事例や、最新の情報と合わせて講義します。

授業計画:下記内容を予定しています。授業の回については、前年度の実施状況であり、受講生の理解度や、ゲスト講師をお招きする場合にはその都合によって変わります。
第1回   オリエンテーション
第2回   コンプライアンス(法令遵守)、インテグリティ(モラルや道徳)
第3-4回  CSR(企業の社会的責任)、サステナビリティ、SDGs
第5-6回  サイバー防犯、情報セキュリティ、個人情報管理
第7回   最新のサイバー防犯:兵庫県警察サイバーセキュリティ・捜査高度化センターよりゲスト講師をお招きしての講義
第8-12回  知的財産管理:産業財産権(特許権,実用新案権,意匠権,商標権),著作権
      IT関連の新しい技術の活用事例:生成系AIと著作権
第13-14回 日本企業の現況と基礎知識:企業の形態,企業間取引の形態
第15回   仕事との向き合い方について
 時間配分は、皆さんの理解度や興味の大きさを見ながら進めていきたいと考えています。

<生成AIの利用について>
・レポート、小論文、学位論文等については、学生本人が作成することを前提としているため、生成系AIのみを用いて作成することはできません。
教科書
特になし。授業の都度、レジュメを配付します。
参考文献
参考文献や推薦図書は授業の中で紹介します。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
毎回の講義で,次回のトピックを提示しますので,それについて調べておくことを推奨します.目安:各回前に1時間,計15時間
毎回の講義後に,学んだトピックについて復習することを推奨します.目安:各講義後に1時間,計15時間
情報倫理に関する時事問題を扱いますので,新聞などのニュースメディアを見るようにすることを推奨します.目安:講義の行われた週の間に合わせて2時間程度,計30時間
アクティブ・ラーニングの内容
講義のトピックに応じて,グループディスカッションを行う場合があります.
成績評価の基準・方法
平常点(50%)と定期試験(50%)で評価します。平常点は「出欠遅早退の状況」および「受講姿勢」などで評価します。

課題・試験結果の開示方法
令和3年度から,課題と試験は,期末試験のみとしています.試験範囲となる練習課題については,
講義中に数回実施し,その都度,正解を提示し,解説を行います.
期末試験については,質問があれば,個別に対応します.
履修上の注意・履修要件
・授業中の携帯電話、スマホ、PC等の通信ならびに情報機器の使用を禁じます。

実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。