シラバス情報

授業科目名
人工知能 (社会情報・専門科目)
(英語名)
Artificial Intelligence (社会情報・専門科目)
科目区分
専門教育科目
対象学生
社会情報科学部
学年
2年
ナンバリングコード
KCJBS2MCA1
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
担当教員
笹嶋 宗彦
所属
情報科学研究科・社会情報科学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標9
オフィスアワー・場所
講義後
情報科学研究棟410研究室
連絡先
sasajima@sis.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
3◎/1〇
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
講義目的
今日,広範囲にわたる業務において,データ分析と人工知能の技術が適用されている.本科目では,受講生がそうした業務を担当する際に,問題解決に必要な人工知能技術と入力すべきデータを選択できるようになることを目的とする.人工知能を搭載して実用化されている装置の動作原理や,その要素技術などを知り,人工知能システムの動作原理を理解することを主な目的とする.

到達目標
人工知能システムによる問題解決の原理が理解できるようになることを到達目標とする.また,人工知能応用システムを想定して,入力データをモデル化できるようになることも努力目標とする.
授業のサブタイトル・キーワード
講義内容・授業計画
Ⅰ講義内容
 典型的な人工知能システムとその関連技術について講義する.具体的には,機械学習や対象知識モデリングなど,データ分析技術と関連が深いものを中心に,代表的な人工知能技術の原理と実問題への応用を合わせて解説する. 基本的に,下記計画に従うが,進行状況や理解状況などに合わせて,内容を変更する場合がある.また,適宜,PCを利用して,実際のソフトウェアなどを体験する.
 なお,授業を実施する教室の情報環境に応じて内容を変更することがあるので,講義に関する連絡には常に注意すること.

Ⅱ授業計画(全15回)
 1:オリエンテーション〜本講義で扱う人工知能システム
 2-6:知的対話システムとその周辺技術
   自然言語処理,音声認識,音声合成,音声対話,対話戦略,
   問題解決,ヒューマンインタフェース,チャットボットなど
 7-10:知識の記号化
   知識モデリング,推論,オントロジー
 11-14:現場でのデータ分析
   ビジネスプロセス分析,実データ分析概要(視覚化,分類,予測)
 15:データサイエンティストの役割

<生成AIの利用について>
・レポート、小論文、学位論文等については、学生本人が作成することを前提としているため、生成系AIのみを用いて作成することはできません。

教科書
特になし
参考文献
必要に応じて適宜紹介する
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
事前学習:次回講義については毎回予告するので,関連するトピックについて参考書などを調べることが望ましい
事後学習:当日講義内容の復習をすることが望ましい
アクティブ・ラーニングの内容
成績評価の基準・方法
授業と途中課題への取組姿勢(40%),レポート課題提出(60%)を総合的に評価する.
なお,講義の進捗や受講生に応じて,評価の配分は変更する場合がある.
課題・試験結果の開示方法
優秀なレポート回答を講義中に紹介する場合がある.
最終レポートについては,問い合わせのあった場合に,個別に対応する.

履修上の注意・履修要件
実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。