シラバス情報

授業科目名
情報セキュリティ (社会情報・専門科目)
(英語名)
Information Security (社会情報・専門科目)
科目区分
専門教育科目
対象学生
社会情報科学部
学年
3年
ナンバリングコード
KCJBS3MCA1
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
担当教員
笹嶋 宗彦
所属
情報科学研究科・社会情報科学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標9
オフィスアワー・場所
講義後
情報科学研究棟4階410研究室
連絡先
sasajima@sis.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
3◎/1〇
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
講義目的
データサイエンスのみならず,計算機を用いたあらゆる情報処理において,情報の破損や漏洩を防止し,秘匿性を保ち,安全に取り扱うための技術は必須である.
12年時科目では,主に計算機を利用する立場から情報を取り扱う際の心得について学んだが,本講義では,計算機ネットワークを管理する側の立場から学び,理解することを目的とする.

到達目標
ネットワーク上で情報通信が行われる原理(通信プロトコルと情報通信の仕組み)と,情報セキュリティ技術(暗号化技術)を説明できるようになることと,組織内LANなど情報ネットワークシステムを構築・運用する際に,何に注意し,どのような問題が起こりうるかを挙げて説明できるようになることを目標とする.



授業のサブタイトル・キーワード
講義内容・授業計画
Ⅰ講義内容
 ネットワーク上で情報通信が行われる原理(通信プロトコルと情報通信の仕組み)と,情報セキュリティ技術(暗号化技術)を理解することと,組織内LANなど情報ネットワークシステムを構築・運用する際に,何に注意し,どのような問題が起こりうるか,などを講義する.

Ⅱ授業計画
 前半(1~7):ネットワーク通信の基礎(笹嶋)
 後半(8~15):暗号化技術とサイバーセキュリティ(五十部,栗原,田中,森川)
 1. オリエンテーション
 2〜7.インターネット通信の基礎(TCP/IPHTTPLAN,無線LAN)
 8〜9暗号化方式1共通鍵暗号
 1011.暗号化方式2:公開鍵暗号
 1213.ネットワークでの暗号応用と無線LANのセキュリティ
 14〜15.サイバーセキュリティ,サイバー攻撃とAI技術,暗号化技術

<生成AIの利用について>
・レポート、小論文、学位論文等については、学生本人が作成することを前提としているため、生成系AIのみを用いて作成することはできません。

教科書
毎回,必要に応じて講義資料を配布する.

参考文献
三上信夫(著),ネットワーク超入門講座 第4版, SBクリエイティブ社 など.
初回オリエンテーションにて参考書を紹介する.また,必要に応じて
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
毎回,次回の予告をするので,関連するトピックについて調べたり,参考書の該当箇所を読むことを推奨する.その他,情報通信技術とサイバーセキュリティに関するニュース(TVなどメディア,オンラインニュースサイトなど)を定期的に見て,最新情報を学ぶことを推奨する.
事前学習の目安:トピックの予習.毎回1時間,計15時間.
        トピックに関するニュースなどの視聴.開講中毎週1時間,計15時間
事後学習の目安:毎回2時間,計30時間
アクティブ・ラーニングの内容
講師と講義回によっては,個人または少人数でのグループワークを課すことがある.例:実際のネットワークに対する脅威についてグループで分析する
成績評価の基準・方法
授業への取組姿勢(30%),課題提出(レポート課題,70%)を総合的に評価する.総合して60%以上の評価となった受講生に単位を与える.
前半(笹嶋担当箇所)と,後半(五十部,栗原,田中,森川)で課題提出を1回ずつ,計2回行う.


課題・試験結果の開示方法
課題についての問い合わせがあれば,個別に対応する.
履修上の注意・履修要件
実践的教育
該当しない.
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。