シラバス情報

授業科目名
地理情報システム (社会情報・専門科目)
(英語名)
Geographic Information System (社会情報・専門科目)
科目区分
専門教育科目
-
対象学生
社会情報科学部
学年
3年
ナンバリングコード
KCJBS3MMA1
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
担当教員
川向 肇
所属
社会情報科学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標11/目標15
オフィスアワー・場所
授業終了後 講義室ないしその近傍において実施する。

別途アポイントメントによる場合は、研究室において行う。その場合はメール等で時間を指定する。
連絡先
kawamukai@ai.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
3◎/1〇
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
講義目的 地理情報システムの具体的な利用を通して、地理情報の利用技術と地理情報を利用する上で必要となる基本的関連知識およびスキルを身に着けるとともに、空間解析に関する分析手法の基礎と応用の一部について講義及び実習により理解する
到達目標 各種オープンデータを利用しての基礎的解析能力の取得および空間的な表現に関する基礎的な表現ができる
     また、空間的な課題について、基本的な分析に適用することができる
授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル:空間情報処理に関する基礎的諸知識とその能力を活用するための地理情報システム論
キーワード:地理情報システム 空間情報 空間的オープンデータの利活用
講義内容・授業計画
本講義では、空間的な情報処理を効果的に実施するための地理情報システムの構築と活用の方法を具体的な作業を行いながら実習を通し、地理情報システムに関する基礎と応用の一部を習得する。具体的には、次のような内容の講義を予定している。

1. 地理情報とはなにか・その目的・その有用性 Webベースの無料GISの利用
2. 地理情報システムと地理情報
3. 地理情報システムとデータ・地理情報の表現法(ベクター・ラスターデータ)
4. 地理情報システムと統計データ
5. 主題図(コロプレスマップ)の作成
6. 主題図(コロプレスマップ)の表現や分類方法をめぐる特性
7. ラスター画像データ処理の実際とその留意点
8. 独自データの分析に向けて(データ構造・ファイル構造)
9. 独自データの種別・データ作成とその注意点
10. 空間的データの取得と加工
11. 空間解析(1) 近接性に関する分析
12. 空間解析(2) バッファ分析
13. 空間解析(3) ユニオン・インターセクト・クリップによる分析
14. 空間解析(4) 独自データを利用した分析の実際
15. まとめ

パソコンの利用:毎回使用予定
教科書
講義中利用する配布資料をサイトからダウンロード可能な状況で提示する。さらに必要に応じて指示する
参考文献
別途指示する
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
事前学習:配布する講義資料に関して熟読し、指示されている内容についての理解を深め、実際にデータを利用しながら、地理情報システムを利用する(30h)
事後学習:ミニレポートの作成5回(15h) 及び最終レポートの作成(20h)
アクティブ・ラーニングの内容
実際に入手可能なオープンデータを利用して、自ら簡易な空間分析や空間的表現を実施する
成績評価の基準・方法
3回に一回程度の小レポート(30%)と最終レポート(70%)を基準として、受講態度(積極的な質問等)を含めて総合的に評価する。
課題・試験結果の開示方法
小レポートについては、優れた内容のものを講義の中で紹介しながら講評するとともに、最終レポートについてはユニバーサルパスポートのクラスプロファイル機能を使って講評を行うことを予定している。
履修上の注意・履修要件
実践的教育
該当しない
備考
生成系AIの使用について認めない.課題・レポート等の作成に際して、教員が認める範囲を超えて生成系AIを使用したことが判明した場合は,単位を認定,あるいは認定を取り消すことがあるので,留意されたい.

そもそもレポートでは,生成系AIを利用してもできない課題を課す予定であるので,利用そのものが意味をなさない.
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。