シラバス情報

授業科目名
ミクロ経済学Ⅰ (社会情報・専門科目)
(英語名)
Microeconomics I (J) (社会情報・専門科目)
科目区分
専門教育科目
-
対象学生
社会情報科学部
学年
カリキュラムにより異なります。
ナンバリングコード
KC9991MCA1
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
(Spring semester)
担当教員
森谷 文利
所属
非常勤講師
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
該当なし
オフィスアワー・場所
講義後教室にて
連絡先

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
2◎
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】
 需要や供給など入門レベルのミクロ経済学を学習する。
【到達目標】
 以下の3点を理解し、説明できるようになること を目標とする.1) 価格メカニズムを理解すること,2)価格を変化させる要因,3)市場を通じた取引の効率性
授業のサブタイトル・キーワード
講義内容・授業計画
【講義内容】
本講義では,最初に,ミクロ経済学の基本的な考え方を概観する.次に,市場取引の原理である「価格メカニズム」を解説し,市場の効率性を理解した上で,課税政策や価格規制など政府の役割について考える.最後に,別の分析モデルとして,ゲーム理論を説明する.

【授業計画】
第1回 ガイダンス
第2回 経済学の原理と実践①:費用便益分析
第3回 経済学の原理と実践②:モデル分析と経験主義
第4回 相互依存と交易からの利益①:生産可能集合
第5回 相互依存と交易からの利益②:比較優位
第6回 市場における需要と供給の相互作用①:需要と供給
第7回 市場における需要と供給の相互作用②:市場均衡とその変化
第8回 フィードバック①
第9回 弾力性とその応用①:需要と供給の弾力性
第10回 弾力性とその応用②:3つの応用例
第11回 消費者,生産者,市場の効率性①:総余剰
第12回 消費者,生産者,市場の効率性②:価格規制と課税
第13回 ゲーム理論入門①:同時手番ゲーム
第14回 ゲーム理論入門②:逐次手番ゲーム
第15回 フィードバック②
定期試験

教科書
N・G・マンキュー著,足立英之・石川城太・小川英治・地主敏樹訳・中馬宏之・柳川隆訳(2019)『マンキュー経済学I ミクロ編(第4版)』,東洋経済新報社.ISBN:9784492315194
参考文献
授業中に適宜紹介するが,以下の2点は授業で多く触れる予定である.
D・アセモグル,D・レイブソン,J・リスト著,岩本 康志監訳,岩本 千晴訳(2020)『ミクロ経済学』,東洋経済新報社.ISBN:9784492315132
浅古泰史・図斎大・森谷文利『活かすゲーム理論』有斐閣 2023年 ISBN 9784641200050

事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】
 事前に配布したレジュメを一読する(7.5h)
【復習】
・講義内容を教科書やレジュメと照らし合わせて理解度を確認する(15h)
・教科書の章末問題をつかって問題演習(30h)
・身近な事例を用いて学習した知識がどのように活用できるかを検討する(7.5h)

アクティブ・ラーニングの内容
採用しない
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】 
ミクロ経済学の基礎と、需要と供給の理論および余剰分析を理解し,講義目的の到達度に基づき、S(90点以上
),A(80点以上),B(70点以上),C(60点以上)による成績評価のうえ,単位を付与する.
【成績評価の方法】 
小テスト(30%)と期末試験(70%)で評価する.

課題・試験結果の開示方法
ユニバーサルパスポートとeラーニングシステム「Cloud Campus」を使って行う.
履修上の注意・履修要件
・本授業は知識の積み上げが重要になります.毎回の復習を怠らないようにしてください.
・学生の理解度や進捗状況により内容が変わる場合があります.

実践的教育
該当しない
備考
担当教員の連絡先は講義中に周知する
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。