シラバス情報

授業科目名
簿記論Ⅱ (社会情報・専門科目)
(英語名)
Bookkeeping II (J) (社会情報・専門科目)
科目区分
専門教育科目
対象学生
社会情報科学部/国際商経学部
学年
カリキュラムにより異なります。
ナンバリングコード
KC9991MCA1
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
担当教員
土田 俊也
所属
社会科学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
該当なし
オフィスアワー・場所
日時:金曜日・昼休み
場所:研究室(研究棟Ⅰ A-417)
連絡先
t-tutida@acs.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
1◎/3〇
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
講義の目的
 ・基本的な商業簿記の知識(簿記検定3級の全範囲)を身につけること。
 ・簿記の学習を通じてビジネスに関する関心を高めること。
到達目標
 ・貸借対照表、損益計算書の理解に基づいて、企業が行う取引のうち、簿記検定試験3級の範囲で取り上げられるものについて、仕訳の形式で表現できるようになること。
 ・簿記検定試験3級に出題されるレベルの問題に解答できるようになること。
授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル:簿記3級(応用)
キーワード:決算整理、精算表、試算表、補助簿
講義内容・授業計画
講義内容
  前期の簿記論Ⅰにおいて、簿記3級の範囲の基礎学習は終えているので、この授業で
 は、簿記検定合格のために不可欠な決算の手続きと、貸借対照表および損益計算書の
 作成について学習する。その中では、前期よりも多くの問題演習を取り入れていく。
  また、授業の後半では、過去問題の演習にも取り組みたい。
授業計画
 1.前期の学習範囲の復習
 2.決算の概要
 3.帳簿の締め切り
 4.決算整理①減価償却
 5.決算整理②貸倒引当金
 6.決算整理③売上原価の算定
 7.決算整理④収益の前受・未収、費用の前払・未払
 8.決算整理⑤現金過不足、当座借越
 9.精算表の作成
 10.月次決算
 11.株式会社の会計
 12.株式会社の税金
 13.過去問題演習−試算表−
 14.過去問題演習−精算表−
 15.まとめ
教科書
CPA会計学院『いちばんわかる日商簿記3級の教科書』サンクチュアリ出版。
参考文献
CPA会計学院『いちばんわかる日商簿記3級の問題集』サンクチュアリ出版。
なお、過去問題集などは、適宜指示する。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】上記のテキストおよびレジュメ(ユニバーサルパスポートに掲示する)の該当部分を事前に読むとともに、簿記論Ⅰで学習した関連する内容を確認する。(計30h)
【復習】テキストおよびレジュメを読み直し、教科書の問題(授業中に解答できなかったもの)を解く。また、参考文献にあげた問題集の問題を解く。(計30h)
アクティブ・ラーニングの内容
採用しない。
成績評価の基準・方法
評価基準は、学部規程に従う。具体的には、
 ・基本的な決算整理仕訳(売上原価の算定、減価償却など)ができることが最低条件(C評価)。
 ・収益の未収・前受、費用の未払・前払など、詳細な決算整理仕訳ができればB評価。
 ・補助簿など、帳簿への記入が正確にできればA評価。
 ・上記3点を踏まえ、総合的な問題(簿記検定3級レベル)を解答できればS評価。
評価方法は、授業中に実施する小テスト30%、期末試験70%で評価する。
課題・試験結果の開示方法
中間試験の解説は、授業において行う。定期試験の解答の提示および解説は、学生の求めに応じて適宜行う。
履修上の注意・履修要件
簿記は授業を聞いているだけでは身につかないので、各自で問題を解くなど、復習をすることが必要である。
実践的教育
該当しない。
備考
簿記論Ⅰとの連続受講を前提にしている。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。