シラバス情報

授業科目名
PBL演習Ⅱ (社会情報・専門科目)
(英語名)
Problem Based Learning II (社会情報・専門科目)
科目区分
専門教育科目
対象学生
社会情報科学部
学年
2年
ナンバリングコード
KCJBS2MCA3
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
演習 (Seminar)
開講時期
2024年度後期
担当教員
川嶋 宏彰、山本 岳洋、宮崎 修一、入江 穂乃香、大野 暢亮、湯本 高行、川向 肇、竹村 匡正、大島 裕明
所属
社会情報科学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
該当なし
オフィスアワー・場所
講義後教室にて,もしくは,メールで連絡を取ったうえで教員室にて
連絡先
講義中にアナウンス

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
4◎/2〇/3〇
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
《講義目的》
 本演習の主目的は,実際の企業活動から得られる規模の大きいデータの分析を通して,企業活動におけるデータ分析の重要性を理解することである.具体的には,データ分析を通じた問題発見・問題解決能力を養うことを目的とする.また,チームにおける各自の適性や能力を把握し,多様な価値観を理解できる力と,協調して問題解決にあたるための能力の養成も狙う.
《到達目標》
 企業活動におけるデータ分析の役割や重要性を学び,ソフトウェアやプログラミングを用いて,目的に合わせたデータ分析手法を適用できるようになることを到達目標とする.
授業のサブタイトル・キーワード
講義内容・授業計画
Ⅰ講義内容
 本演習では,実際の企業活動から得られる大規模なデータと,企業が直面している課題が与えられ,学生数名からなるチームを組み,データからの課題発見と課題解決に取り組む.具体的には,分析ソフトウェアやプログラミングを通じて与えられたデータに種々の分析手法を適用し,仮説の立案・検証を試行錯誤により繰り返す.その後,データ分析より得られた知見に基づき課題解決の提案を行う.
 
※演習の進行状況と,連携企業の対応受け入れ状況に応じて変更があり得る.

Ⅱ 授業計画
1回 オリエンテーション
 グループ編成・演習の進め方等について説明する
2回 課題・データ解説
 実際の企業でデータ分析に関わる人を招き,本演習として取り組む課題や提供するデータについて説明する.
3回〜第4回 データ分析の基礎
 本演習で使用する分析環境およびデータについて理解を深めるための基礎的な分析作業を行う.
5回〜第7回 データ分析による問題発見
 チームごとに目的を定めてデータ分析を行い,現状の把握や問題発見を行う
8回 データ分析結果報告会
 データ分析で得られた知見や取り組むべき問題をまとめ報告する.
9回〜第12回 課題解決
 これまでに引き続きデータ分析を進め,チームとして設定した課題について問題解決方法を具体化し,最終課題の資料を作成する.
13回〜第15回 成果報告会
 本演習で取り組んだ内容をまとめ報告する.

※ この授業では企業から提供されたデータを扱うため、生成系AIの利用は原則として禁止とする。 教員の許可なく生成系AIを使用したことが判明した場合は単位を認定しない、 ⼜は認定を取り消すことがある。
教科書
Pythonによるビジネスデータサイエンス『③ マーケティングデータ分析』(朝倉書店)
 
また,必要に応じて適宜資料を配布する.

参考文献
必要に応じて適宜紹介する.

事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
アクティブ・ラーニングの内容
班活動での討論や発表を通じて,自ら主体的に課題発見・課題解決に取り組むために必要な能力・態度を養成する.
成績評価の基準・方法
《成績評価の基準》
 企業におけるデータとその分析の重要性を理解し,分析ソフトウェアやプログラミングを用いて,必要に応じた分析手法を適用できる者に単位を授与する.
講義目的・到達目標に記載する能力の到達度に応じてSからCまで成績を与える.
《成績評価の方法》
演習への取組姿勢(30%),グループ活動(10%),最終レポート(60%)を基準として総合的に評価する.

課題・試験結果の開示方法
個別の班ごとに討論内容や発表内容に対して適宜教員からフィードバックを行う.
履修上の注意・履修要件
  • 社会情報科学部の必修科目であり,全員受講しなければならない.
  • 本科目を履修するためには「PBL演習I」「データ分析演習」の単位を修得済みである必要がある.
  • 毎回ノートPCを持参すること.


実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。