シラバス情報

授業科目名
研究演習Ⅱ (社会情報・専門科目)
(英語名)
Research Seminar II (社会情報・専門科目)
科目区分
専門教育科目
対象学生
社会情報科学部
学年
3年
ナンバリングコード
KCJBS3MCA3
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
演習 (Seminar)
開講時期
2024年度後期
担当教員
大島 裕明
所属
社会情報科学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
該当なし
オフィスアワー・場所
木曜日5時限・K422
連絡先
ohshima@ai.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
2◎/1〇/3〇
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
講義目的
1. 研究演習Iに引き続き、卒業研究に向けて、専門的知識の理解を深め、学問の方法論を身につける。
2. 文献の収集方法や研究の進め方の確認
3. 社会を変える新しい情報アクセスのあり方を考え、実現するための能力を身につける。

到達目標
1. 専門文献を読んで理解することができる。
2. 卒業研究の方向性を決める。
3. 自らの力で情報アクセスシステムを提案、実装し、レポートを作成する。

授業のサブタイトル・キーワード
講義内容・授業計画
講義内容
本科目は、教科書の輪読、論文紹介、情報アクセスシステムの実装演習からなる。教科書の輪読では、情報アクセスシステムをどのように評価するかを学ぶ。また、最新の研究論文を読み、それをクラス内で紹介することで、研究論文の書き方を学ぶとともに、批判的思考を持って研究論文を読むスキルを身につける。さらに、社会を変える新しい情報アクセスのあり方を考え、それを実現するための第一歩として、自らの力で情報アクセスシステムを実装する。具体的には、用意されたLINEボット(Slackボット、Twitterボット等でも可)インタフェースを通して、そのバックエンドである情報アクセスエンジンの開発を行う。開発言語としてはPythonを用いることを想定するが、他の言語を用いても良い。作成したシステムについてのレポートをまとめる。

授業計画
1. ガイダンス
2. 論文選択、システムひな形作成
3. ブレーンストーミング
4. 教科書の輪読①、システム提案とブラッシュアップ
5. 教科書の輪読②、システム作成・レポート作成
6. 教科書の輪読③、システム作成・レポート作成
7. 論文紹介①、システム作成・レポート作成
8. 論文紹介②、システム作成・レポート作成
9. 論文紹介③、システム作成・レポート作成
10. 論文紹介④、システム作成・レポート作成
11. 論文紹介⑤、システム作成・レポート作成
12. システム作成・レポート作成
13. システム作成・レポート作成
14. 成果発表会
15. まとめ

教科書
大規模言語モデル入門,山田 育矢 (監修), 鈴木 正敏 (著), 山田 康輔 (著), 李 凌寒 (著),技術評論社,2023年
参考文献
演習の時間に紹介する。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
輪講のテキスト読み込み、テーマに沿った実装、プレゼンテーション準備で合計60時間程度。
アクティブ・ラーニングの内容
システム作成において、学生同士が自分が分かることを教え合うことによって、教える側も知識を深めることができるようにする。論文紹介や教科書輪読において、学生が相互に活発に質疑を行える場を設ける。
成績評価の基準・方法
成績評価の基準
卒業研究を行うための基本的な知識と技能を身につけ、主体的な探究を行うことができる者に単位を授与する。講義目的・到達目標に記載する能力の到達度に応じてSからCまで成績を与える。
成績評価の方法
発表30%、討論30%、レポート40%
課題・試験結果の開示方法
毎回、直接フィードバックを行う。
履修上の注意・履修要件
社会情報科学部の必修科目である。
ノートPCを毎回持ち込むこと。

<<生成AIの利用について>>
・レポート,小論文,学位論文等については、学生本人が作成することを前提としているため、生成系AIのみを用いて作成することはできません。
実践的教育
該当しない。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。