シラバス情報

授業科目名
社会保障論研究
(英語名)
Social Security System
科目区分
専攻科目
対象学生
社会科学研究科
学年
学年指定なし
ナンバリングコード
KCEMS5MCA1
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
担当教員
菅 万理
所属
国際商経学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標3
オフィスアワー・場所
事前連絡(メール)により適宜対応します。・研究室
連絡先
mkan@em.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
1◎/2◎/3◎
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】
社会保障政策の経済分析の理論と応用を学ぶ。特に医療・社会保障・教育などに関する政策の実証分析に焦点を当て、分析能力・分析手法を習得することが講義の目的である。

【到達目標】
実証政策分析に必要な基本的な理論・知識を習得すること、自ら研究仮説を設定し、仮説検証のための分析を遂行するために必要となる能力を身につけることが本講義の到達目標である。
授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル:大学院レベルの医療経済学 
キーワード:医療・健康の需要、社会保障制度
講義内容・授業計画
【講義内容】
まずは、医療経済学または社会保障の経済学に関連したテキストを輪読する予定である。基本的な概念の理解が進んだ時点で、並行して国内外の政策分析に関する学術論文を取り上げ、最新の分析手法の解説・議論を行う。

【授業計画】
各回の授業内容は次を予定しているが、テキストによっては変更する可能性がある。

1.医療経済学とは
2.医療経済学と日本の医療
3.日本の医療保険制度
4.医療と介護
5.医療経済学の分析方法
6.医療サービスの需要
7.供給者誘発需要と情報の非対称性
8.医療提供体制
9.医療における競争と規制
10.薬価基準制度と医薬品産業
11.健康・医療の経済分析
12.健康投資
13.医師の労働市場
14.医療データの特徴とその分析法
15.医療制度改革

※この授業においては生成AI の利用を予定していないが、学生が利用する場合には参考文献が実在するかなど事実確認を必ず行うこと。

教科書
履修者と協議の上決定する。
参考文献
適宜指示する。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
事前学習として教科書の精読等が必要である。
学習時間の目安は予習復習を合わせ、各回4時間程度。
アクティブ・ラーニングの内容
該当しない
成績評価の基準・方法
講義目的・到達目標に記載する能力の到達度に応じてSからCまでの成績を与える。

出席(60%)、報告内容(20%)、質疑応答など講義への貢献度(20%)を総合して評価する。
課題・試験結果の開示方法
すべての課題について、コメント、今後の方向性への示唆などをフィードバックする。
履修上の注意・履修要件
実証分析を理解するためには、統計学または計量経済学の基礎を習得済みであるか、あるいは並行して習得する必要があります。
実践的教育
該当しない
備考
本講義は、担当教員の専門分野である医療経済学と社会保障の経済学について、大学院基礎レベルの科目として開講するものである。

英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。