シラバス情報

授業科目名
地域経済学特殊研究
(英語名)
Advanced Regional Economics
科目区分
専攻科目
対象学生
社会科学研究科
学年
学年指定なし
ナンバリングコード
KCEDS7MCA1
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
担当教員
友野 哲彦、兒山 真也
所属
兒山真也:国際商経学部
友野哲彦:国際商経学部

授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標8/目標13/目標17
オフィスアワー・場所
授業終了直後・講義室にて
他の時間を希望する場合はメールでアポイントメントをとること
連絡先
受講生に個別に知らせる


対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
1◎/2◎/3◎
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】
本講義では、交通、ロジスティックス、産業連関分析、環境評価手法などについて学び、経済学的視点が身につくようになることが講義目的である。(オムニバス方式/全15回)

【到達目標】
1)兒山 真也/7回
 都市と地域の交通やロジスティクスあるいは関係する土地利用などについて経済学的視点から学び、その実態を理解する。そしてこれらに関する課題や政策、先端的な研究の動向を把握し、自らの研究に結びつけられること。
2)友野 哲彦/7回
 地域構造を把握するとともに、経済波及効果の測定が可能な産業連関表の理論及びそのプログラミングの方法を学ぶ。また環境評価の手法についても学ぶ。そして地域に関する課題や政策、研究動向を把握し、自らの研究に結びつけられること。


授業のサブタイトル・キーワード
【授業のキーワード】
都市と地域の交通・土地利用・費用便益分析、産業連関分析・環境評価手法
講義内容・授業計画
【講義内容】
都市と地域の交通・土地利用・費用便益分析、地域産業連関分析・環境評価手法について講義する。

【授業計画】
1)イントロダクション
2)兒山:都市と地域の交通・土地利用
 1. 道路と地域環境
 2. 地域公共交通
 3. 密集市街地
 4. フィールドスタディ
 5. 費用便益分析(1)基礎理論
 6. 費用便益分析(2)地域インフラへの適用
 7. 報告とディスカッション
3)友野:地域産業連関分析・環境評価分析
 1. 産業連関分析の理論(1)
 2. 産業連関分析の理論(2)
 3. 経済波及効果のプログラミング(1)
 4. 経済波及効果のプログラミング(2)(到達度確認)
 5. 環境評価の理論
 6. 環境評価手法(1)
 7. 環境評価分析(2)(到達度確認)

・生成系AIの利用については教員の指示に従うこと。生成系AI による出力結果をそのまま課題レポートとして提出してはいけない。生成系AI による出力をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない、又は認定を取り消すことがある。


教科書
特に指定しない
参考文献
・Boardman, A.E.et al.(2018)Cost-Benefit Analysis: Concepts and Practice,Fifth Edition, Cambridge University Press.
・石倉智樹・横松宗太 (2013)『公共事業評価のための経済学』コロナ社
・土居・浅利・中野(2019)『はじめよう産業連関分析 基礎編[改訂]』日本評論社.
・土居・浅利・中野(2020)『はじめよう産業連関分析 事例分析編[改訂版]』日本評論社.
・大野栄治(2021)『環境経済評価の実務』勁草書房.

その他、必要に応じて紹介する
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】各担当教員より指示された事前学習(30時間)
【復習】各担当教員から受けた教育内容の成果物の作成(30時間)
アクティブ・ラーニングの内容
フィールドスタディとディスカッション
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
  講義目的・到達目標に記載する能力の到達度に基づき、S(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。

【成績評価の方法】
  兒山(50%):報告(30%)とディスカッション(20%)。ただしディスカッションは普段の講義における主体的参加を含む。
  友野(50%):講義中の質疑応答(25%)と到達度確認のための小テスト(25%)で評価する。
  総計:兒山と友野を合わせて100%で評価する。
課題・試験結果の開示方法
実際に授業をおこなっていく中で、理解や作業の十分な点、不十分な点をフィードバックしていく。
必要に応じて、ユニバーサルパスポートのクラスプロファイル機能を使ってコメントを返す。
履修上の注意・履修要件
・当授業は、原則全ての授業を対面で実施する予定です。
実践的教育
該当しない。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。