シラバス情報

授業科目名
会計基準Ⅲ
(英語名)
Accounting Standards III
科目区分
発展科目
対象学生
社会科学研究科
学年
学年指定なし
ナンバリングコード
KCAMS6MCA1
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
担当教員
井上 定子
所属
社会科学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
該当なし
オフィスアワー・場所
適宜、教員研究室にて(要予約)
連絡先
s-inoue@g3s.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
1◎/2〇
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】
本講義は、①連結財務諸表に関する会計基準、②企業結合に関する会計基準等に関する会計基準、③外貨建取引等会計処理基準について、それぞれの論点や、基準に基づいた会計処理方法について解説することにある。
【到達目標】
1)それぞれの会計基準について、公表の経緯(背景)、背後にある考え方、そして重要な論点を説明できるようになること、2)各基準の理解を踏まえて、それを具体的な会計処理に適用できるようになること、である。
授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル:
キーワード:連結会計、企業結合会計、外貨換算会計
講義内容・授業計画
【講義内容】
本講義では、連結会計、企業結合会計、外貨換算会計について、基準設定の経緯とその背景、基準における重要な論点、それぞれの論点について採用されている考え方およびその考え方を採用した理由、具体的な会計処理および表示方法を、説明する。

【授業計画】
1.連結会計(1)−連結財務諸表の意義と目的・連結の範囲−
2.連結会計(2)−連結貸借対照表①資本連結−
3.連結会計(3)−連結貸借対照表②債権債務の相殺−
4.連結会計(4)−連結損益計算書−
5.連結会計(5)−持分法−
6.連結会計(6)−連結財務諸表の体系−
7.第1回〜第6回までの復習と中間試験(1回目)
8.企業結合会計(1)−企業結合の意義−
9.企業結合会計(2)−合併の会計処理−
10.企業結合会計(3)−株式交換・株式移転の会計処理−
11.外貨換算会計(1)−外貨換算の意義−
12.外貨換算会計(2)−外貨建取引の換算・外貨建資産および負債の換算−
13.外貨換算会計(3)−在外支店の財務諸表項目の換算ー
14.外貨換算会計(4)−在外子会社等の財務諸表項目の換算−
15.第8回〜第14回までの復習と中間試験(2回目)
定期試験
教科書
佐藤信彦・河﨑照行・齋藤真哉・柴健次・高須教夫・松本敏史編『スタンダードテキスト財務会計論』(Ⅱ応用論点編)中央経済社。最新版が望ましい。
参考文献
日本公認会計士協会・企業会計基準委員会共編『会計監査六法』日本公認会計士協会出版局。
日本公認会計士協会編『監査実務ハンドブック』日本公認会計士協会出版局。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】
授業の準備として、テキストや参考文献の該当部分を事前に読み、設例を解く(30h)。
【復習】
授業後の確認として、テキストやレジュメを読み直し論点整理を行う。また、設例の解答を確認し、演習問題を解く(30h)。
アクティブ・ラーニングの内容
採用しない。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
講義目的・到達目標の到達度に基づき、社会科学研究科規程に従い成績評価の上、単位を付与する。
【成績評価の方法】
出席を前提に、中間試験(40%)と定期試験(60%)を総合して評価する。
課題・試験結果の開示方法
・演習問題の要点解説は、授業の中で行う。
・中間試験と定期試験の解答の提示および解説は、学生の求めに応じて適宜行う。
履修上の注意・履修要件
・「簿記Ⅰ」(同程度の知識を有するものを含む)および「財務会計」を履修済みであることを前提に、講義を行う。
・授業中に取り上げる問題は限られるので、各自で設例や演習問題を解くなど、十分な予習・復習が必要となる。

実践的教育
該当しない。
備考



英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。