シラバス情報

授業科目名
政府会計
(英語名)
Government Accounting
科目区分
発展科目
対象学生
社会科学研究科
学年
学年指定なし
ナンバリングコード
KCAMS5MCA1
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
担当教員
瓦田 沙季
所属
社会科学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
該当なし
オフィスアワー・場所

授業終了後、教室にて


連絡先
saki-k@acs.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
1◎/2〇
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】この科目の目的は、政府会計の現状と課題について解説することある。近年、中央政府および地方自治体の財政悪化・財源不足が深刻化している中で、現行の政府会計制度には様々な問題点があることが指摘され、制度改革が進められている。そのため、現行の政府会計制度の特徴と機能、社会経済的環境の変化に伴う現行制度の不適合について解説し、諸外国における改革の動向をも参考にしながら、わが国における改革の方向性について講述する。
【到達目標】1)政府会計の基礎理論を修得すること、2)政府会計制度(特に自治体会計制度)の現状、問題点および制度改革の動向について説明できるようになること、である。

授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル:
キーワード:新地方公会計制度、米国州・地方政府会計、報告目的、情報利用者、アカウンタビリティ
講義内容・授業計画
【講義内容】本講義では政府会計制度(特に自治体会計制度)の基礎理論、現状、問題点および改革動向について講述する。
【授業計画】
 1.政府の財政状況および講義内容の概要
 2.各国の政府会計制度の発展経緯
 3.各国政府会計制度の改革動向
 4.日本の自治体会計制度(1)
 5.日本の自治体会計制度(2)
 6.日本の自治体会計制度の特徴と問題点
 7.米国州・地方政府の基金会計制度の特徴と問題点
 8.米国州・地方政府会計の改革動向(1)
 9.米国州・地方政府会計の改革動向(2)
10.日本の自治体会計改革の動向(1)
11.日本の自治体会計改革の動向(2)
12.日本の自治体会計改革の動向(3)
13.日本の自治体会計改革の動向(4)
14.日米における政府会計の改革動向についての比較分析
15.日米の地方政府会計における業績評価の試み  
定期試験 

*生成系 AI の利用:
生成系 AI の利用については教員の指示に従うこと。予習・復習課題の作成に際して、受講生本人が参考文献を調べ、引用する場合は出典を明記した上で課題レポートを作成することを前提としているため、生成系 AI による 出力結果をそのまま課題レポートとして提出してはいけない。生成系 AI による出力をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない、又は認定を取り消すことがある。
教科書
講義資料を配布する予定。


参考文献
亀井孝文『よくわかる公会計制度』イマジン出版、2017年。
馬場英朗・大川裕介・林伸一編著『入門 公会計の仕組み』(第1版)中央経済社、2017年。

事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して事前に配布したレジュメおよび参考資料(ユニバーサルパスポートに掲示する)の該当部分を事前に読むとともに、予習課題(毎回ではない)に解答し、提出する(30h)。
【復習】レジュメおよび参考資料を読み直し、復習課題(毎回ではない)に解答し、提出する(30h)。
アクティブ・ラーニングの内容

予習・復習課題について発表してもらい、講評する機会を設ける。

成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
 講義目的・到達目標の到達度に基づき、社会科学研究科規程に従い成績評価の上、単位を付与する。
【成績評価の方法】
 予習・復習課題のレポート・小テストを50%、定期試験を50%として評価する。

課題・試験結果の開示方法
課題(又は小テスト)についての解説は次回の授業で行い、定期試験は学生の求めに応じて適宜行う。
履修上の注意・履修要件
・公会計概論を履修済みであることが望ましい。
・授業中に指示した予習・復習の課題や事前・事後学習はもとより、講義前に配布したレジュメの該当箇所などについて、十分な予習・復習をして講義に出席すること。
実践的教育
該当しない。 


備考



英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。